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1/132016年5月、開設80周年記念プレートの除幕式が行われた際の光景。観客席を見上げる位置に、戦前にここで行われたレースに参戦した1926年「ブガッティT35C」(手前)と1924年「カーチス号」が展示された。
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2/13全長300mにおよんだ観客席。赤い矢印の部分に、80周年記念プレートが埋め込まれていた。
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3/13観客席ともども移設されることになった80周年記念プレート。
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4/13取り壊しの通達を受けた多摩川スピードウェイの会が、治水事業と観客席の保全を両立させるべく作成して国交省に提出した代替工法案の一部。この問題に対して同会は「歴史遺産を守れ!」という感情論に流されることなく、一貫して冷静かつ論理的に対応した。
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5/132021年11月、取り壊しとなる観客席の周囲が立ち入り禁止となり、重機も搬入されて解体工事が始まった。
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6/13移設のため、状態のいい部分の観客席を切り出しているところ。
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7/132022年4月、観客席が撤去された河川敷に新たな堤防を築いている最中。
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8/13多摩川スピードウェイの会が作成した観客席の移設および記念プレートの設置案。
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9/132022年7月、芝生養生のための囲いはあるものの、竣工した新堤防。法面が以前より急な角度になっている。
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10/13上面のサイクリングロードから見た新堤防。赤い矢印部分に移設された観客席および記念プレートがある。
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11/13切り出された約3.3m幅の観客席の座面部分が、新旧2枚並べられた記念プレートの額縁のように埋め込まれている。
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12/13左側は移設された80周年記念プレート、右側は新たに製作され埋め込まれた観客席の解説プレート。この文面ひとつとっても行政側とのコンセンサスが必要とされ、簡単にはいかなかったという。
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13/13突然の取り壊し通告から1年後の2022年7月2日に実施されたお披露目および報告会で、献杯する多摩川スピードウェイの会のメンバーとゲスト。

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
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