
【スペック】S63 AMG ロング(写真左):全長×全幅×全高=5260×1870×1485mm/ホイールベース=3165mm/車重=2200kg/駆動方式=FR/5.5リッターV8DOHC32バルブターボ(571ps/5500rpm、91.8kgm/2250-3750rpm)/価格=2292万円(テスト車=2447万円/AMGパフォーマンスパッケージ=130万円/ドライバーアシスタンスパッケージ=25万円)
-
【スペック】S63 AMG ロング(写真左):全長×全幅×全高=5260×1870×1485mm/ホイールベース=3165mm/車重=2200kg/駆動方式=FR/5.5リッターV8DOHC32バルブターボ(571ps/5500rpm、91.8kgm/2250-3750rpm)/価格=2292万円(テスト車=2447万円/AMGパフォーマンスパッケージ=130万円/ドライバーアシスタンスパッケージ=25万円)
-
従来型5.5リッターNAユニットに比べて約12%のパワーアップを実現しながら、約3割の燃費向上を達成した新型4.7リッターV8直噴ツインターボエンジン。CO2排出量を、従来の288g/kmから224g/kmにまで削減している。「CL550 ブルーエフィシェンシー」に搭載。
-
5割以上の燃費改善を果たした新型の5.5リッターV8エンジン。その要因となったのが、アイドリングストップ機構と新型トランスミッションだという。「S63 AMG ロング」に搭載。
-
「CL550 ブルーエフィシェンシー」
-
-
「Sクラス」のパーソナルクーペ版である「CL」は、2006年11月の販売開始以来、日本で累計約2000台を販売。このセグメントで最も売れたモデルである。今回のマイナーチェンジによって、フロントヘッドランプユニット内とフロントバンパーにLEDランプが組み込まれたほか、グリルもより立体的な形状に改められた。フロントスポイラーおよびサイドスカートは、AMGスポーツパッケージに含まれるスタイリングパッケージのオプション装備。
-
リアのコンビネーションランプにもLEDを用い、先進的なイメージの演出を図った。アルミホイールのデザインも一新されている。試乗車の19インチアルミホイールは、AMGスポーツパッケージのオプション装備。
-
-
-
【スペック】CL550 ブルーエフィシェンシー:全長×全幅×全高=5105×1870×1420mm/ホイールベース=2955mm/車重=2080kg/駆動方式=FR/4.7リッターV8DOHC32バルブターボ(435ps/5250rpm、71.4kgm/1800-3500rpm)/価格=1630万円(テスト車=1738万円/ダイヤモンドホワイト=14万円/AMGスポーツパッケージ=94万円)
-
試乗車には、さらなるパフォーマンスの向上をもたらす「AMGパフォーマンスパッケージ」のオプションが装着されていた。最高出力で27psが上乗せされるほか、カーボンファイバー製のエンジンカバーやステアリングホイール、チタニウムグレーにペイントされたアルミ鍛造ホイールなどが装備される。
-
-
身長180cmの筆者がゆったり座れる後席だが、乗り心地がイマイチなのが残念。
-
「S63 AMG ロング」に新開発エンジンを搭載したのと同時に、「Sクラス ハイブリッド」に標準ホイールベースモデルを追加。現行Sクラスは2005年10月の日本での販売開始以来、2万1000台以上を販売したというが、さらに選択の幅が広がった。