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2/202022年5月に発表された「ベントレー・ベンテイガEWB」。ホイールベースを延ばして後席の乗車空間を拡張したロングモデルである。リアドアも長さが伸びているので、サイドから見るとすぐに“それ”とわかる。
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3/20エクステリアでは、縦桟(たてざん)デザインのフロントグリルも「ベンテイガEWB」の特徴。他のモデルのグリルは、基本的に斜め格子のメッシュ模様である。
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4/20試乗車は「ベンテイガEWB」の発売記念モデル「アズール ファーストエディション」。最上級グレード「アズール」をベースに、さらに装備を強化したモデルで、各所に「FIRST EDITION」のロゴがあしらわれる。
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5/20インテリアでは、横長にデザインされたダイヤモンドキルティングとパーフォレーション加工のパターンが「アズール」の特徴。「ファーストエディション」では各所に独自のコントラストステッチが施される。
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6/20「ファーストエディション」には「LEDウェルカムランプ」(写真)や「ベントレー ダイヤモンド イルミネーション」なども標準で装備される。
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7/20装備類では、通常はオプション扱いの英ネイム製プレミアムオーディオ「ネイム・フォー・ベントレー」が標準で採用されている点も「ファーストエディション」の特徴だ。出力は1720Wで、実に20基ものスピーカーで構成される。
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8/20後席は、2座のキャプテンシートに展開するとセンターコンソールにもなる小さな中央席を加えた、“2+1”の仕様が標準。固定式のセンターコンソールで左右が仕切られた2座式のキャプテンシートや、3座のベンチ式シートも用意されている。
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9/20後席スペースの中央に備わる、空調などのコントロールパネル。リアドアには、オプションで電動クローズ機能も用意されている。
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10/20キャビン内に開放感をもたらすパノラマサンルーフ。その取り付け位置は標準ホイールベースの「ベンテイガ」より125mm後方に移された。
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11/20「ベンテイガEWB」には後輪操舵機構が装備されており、ターニングサークルは11.8mと、標準ホイールベースの「ベンテイガ」よりむしろ7%も小さくなっている。
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12/20足元を飾るポリッシュ加工の22インチ10スポークアルミホイール。タイヤサイズは285/40ZR22で、試乗車にはベントレーの認証を受けた「ピレリPゼロ」が装着されていた。
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13/20パワーユニットの設定は、今のところ4リッターV8ターボエンジンのみ。3リッターV6ターボ+モーターのハイブリッドや、6リッターW12ターボなどは用意されない。
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14/20センターコンソールに配された、シフトセレクターやドライブモードセレクター。走行モードには、いわゆるオートモードの「B」モードに加え、「スポーツ」「コンフォート」「カスタム」の3つのモードが用意される。
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15/20ブランドのフラッグシップとされるモデルでありながら、押し出しの強さや数値の大きさではなく、快適装備の充実度や乗車空間の健やかさが印象に残った「ベンテイガEWB」。ライバルとはちょっと毛色の違う、ラグジュアリーSUVの誕生である。
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16/20ベントレー・ベンテイガEWBアズール ファーストエディション
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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