-
1/16
-
2/162023年3月に発表、同年5月に発売された「ホンダCL250」。“CL”とはホンダが1960~1970年代にスクランブラーに使用していた車名だ。1998年には「CL400」が登場したが短命に終わり、今回、二十余年ぶりに復活することとなった。
-
3/16全体のイメージはクラシックでありながら、ディテールはモダンな点も「CL250」の面白いところ。ベース車「レブル250」ゆずりの前照灯は、丸いレンズ内に4つの直射式LEDランプを組み合わせたユニークなものだ。
-
4/16スクランブラーのアイコン的装備であるアップマフラー。カスタマイズパーツとして、SP武川のスリップオンマフラーや、モリワキのフルエキゾーストシステムも用意される。
-
5/16ワディング加工が施されたレトロな雰囲気のシート。シート高は790mmと、このジャンルのモデルとしては低めに抑えられている。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/16車両の基本構造はクルーザーモデルの「レブル」と共通で、骨格にはエンジンを剛体として用いるダイヤモンドフレームを採用。車両重量は172kgとなっている。
-
7/16タイヤサイズは前が110/80R19、後ろが150/70R17で、アドベンチャーモデル向けのセミブロックタイヤを装着。舗装路に加え、フラットダートなども走れる走破性を確保している。
-
8/16サスペンションは、前がφ41mmの正立フォーク、後ろが5段階のプリロード調整機構付きのツインショック。オン/オフ問わず走れる柔軟な走行特性と、快適な乗り心地が持ち味だ。
-
9/16排気量249ccの水冷4ストローク単気筒DOHCエンジンは、幅広い回転域で扱いやすい出力特性を実現。ドライブトレインにはクラッチレバーの操作負荷軽減と、シフトダウン時の後輪のホッピング抑制に寄与する、アシスト&スリッパークラッチが装備される。
-
10/16ブレーキについてはコントロール性を重視し、フロントにφ310mmのディスクローターと焼結パッドを採用。もちろんABSが標準装備される。
-
11/16φ100mmの小型反転液晶メーター。機能はシンプルで、車速や走行距離などに加え、ギアポジションや残燃費、ウインカーインジケーターなどが表示される。
-
12/16復活を果たした「CL」シリーズには、ここに紹介する「CL250」に加え、排気量471ccの並列2気筒エンジンを搭載した「CL500」もラインナップされる。
-
13/16街乗りでもロングツーリングでも快適で、また幅広いシーンでバイクを操る喜びを感じさせてくれる「CL250」。ビギナーからベテランまで幅広いライダーにお薦めできる、懐の深い一台といえるだろう。
-
14/16ホンダCL250
-
15/16
-
16/16

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























