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1/232023年8月に発表された「日産スカイラインNISMO」。これをベースにした「スカイラインNISMO Limited」は、2024年夏に100台限定で抽選販売される。
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2/23「スカイラインNISMO」の発表会にて。手前は1965年に登場した「プリンス・スカイライン2000GT」(S54B-2)。初期の“スカG”で、詳しくは後述。
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3/23第1回日本グランプリのツーリングカー1600~2000ccレースでジョーンズが駆り、7位に入ったのと同型の「プリンス・スカイライン1900スタンダード」。1962年にマイナーチェンジした初代スカイラインの最終型だが、生沢がドライブしたのはこれより古いマイナーチェンジ前のモデルだった。このレースに対するプリンスの姿勢がうかがえる。
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4/23第1回日本グランプリの国内スポーツカー1300~2500ccレースに出走したのと同型の「プリンス・スカイライン スポーツ クーペ」。レースではジョーンズ車は外観ノーマルだったが、生沢車は前後バンパーを外していた。
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5/231964年初頭のプリンスのフルラインナップ。「グロリア」のグレード3種、「スカイライン1500デラックス」にマイクロバスの「ライトコーチ」、小型トラックの「スーパーマイラー」と「スーパークリッパー」。「スカイライン スポーツ」も並べられているが、もともと受注生産ですでに製造終了していたと思われる。
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6/231963年に登場した「スカイライン1500デラックス」(S50D-1)。1.5リッター直4 OHVエンジンをはじめ機構的にはオーソドックスだが、2年または4万kmを保証した封印エンジンや1年または3万kmグリスアップ不要のサスペンションなど、日本初のメンテナンスフリーを打ち出し話題を呼んだ。
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7/231962年にフルモデルチェンジされた2代目「グロリア」。当初は初代から受け継いだ1.9リッター直4 OHVエンジンを積んだ「デラックス」のみだったが、翌1963年に日本初となる直6 SOHCの2リッターエンジンを積んだこの「スーパー6」が追加された。
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8/23100台限定生産のホモロゲーションモデルだった「スカイラインGT」(S54A-1)。「スカイライン1500デラックス」(S50D-1)のホイールベースを200mm延長、シャシーやボディーはAピラーで切断し、手作業で切り継ぎして延ばしたといわれる。価格は88万円だった。
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9/23「スカイラインGT」(S54A-1)。無理やり延ばされたノーズに「グロリア スーパー6」(S41-1)用のG7型2リッター直6 SOHCエンジンが収められている。
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10/23「スカイラインGT」(S54A-1)のインテリア。フロアから3段+ODの長いシフトレバーが生え、ダッシュ上にタコメーターが装着されているが、基本的には「スカイライン1500デラックス」(S50D-1)と同じ。
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11/23本来はコラムシフト用に設計されたギアボックス(3段+OD)をフロアシフトにしたと思われる変則的なシフトパターン。このシフトノブ自体は翌1965年に登場した「スカイライン2000GT」のものである。
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12/23オプション設定された、イタリアから輸入したウエーバー製ツインチョークキャブレターを3連装した図。グランプリ仕様では最高出力150PS前後にまで高められていたという。ちなみにウエーバーキャブをオプション設定なり標準装着した日本車は、この「スカイラインGT」(および後の「2000GT」)が最初で最後だった。
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13/23日産社内の有志による「日産名車再生クラブ」が、2012年に鈴鹿サーキット開設50周年に合わせてフルレストアした、第2回日本グランプリで2位に入った砂子義一仕様の「スカイラインGT」のコックピット。ステアリングホイール中央に、通常とは逆に近い4段+ODのシフトパターンが貼られている。
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14/23「日産名車再生クラブ」がフルレストアした、第2回日本グランプリで2位に入った砂子義一仕様の「スカイラインGT」(レプリカ)。超希少なホモロゲーションモデルの残存車両である。
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15/23「タイプ904」こと「ポルシェ・カレラGTS」。標準では180PSを発生する2リッター空冷水平対向4気筒DOHCユニットをミドシップし、5段MTを介しての最高速度は250~260km/h。ロードバージョンも存在し、1965年のラリーモンテカルロで2位に入った柔軟性も持ち合わせている。
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16/231963年から1966年までプリンスチームに在籍し、日本グランプリをはじめ各種レースに参戦した生沢 徹。第2回日本グランプリ当時は21歳で日本大学芸術学部在学中の学生ドライバーだった。
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17/23第2回日本グランプリのGT-IIレースで、一瞬ながら式場壮吉の「ポルシェ・カレラGTS」をリードする生沢 徹の「スカイラインGT」。式場はトヨタの契約ドライバーでもあったため、GTレースの持ち駒がないトヨタがプリンスの優勝を阻止すべくポルシェの購入を援助した、といううわさもささやかれた。
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18/232016年の「オートモビル カウンシル」の日産ブースに、前出のレース写真のパネルと共に展示された砂子義一仕様の「スカイラインGT」。前方に対峙(たいじ)する主催者展示の「ポルシェ・カレラGTS」は、第2回日本グランプリで式場が駆った個体。グランプリ以降はロードバージョンとして数人のオーナーの元で過ごしてきた。
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19/231965年2月にカタログモデルとして登場した「スカイライン2000GT」(S54B-2)。ホモロゲーションモデルの「スカイラインGT」と比べ、外観上はバンパーのオーバーライダーが外されたくらいの差異しかない。ウエーバーの3キャブはじめスペシャルな仕様で89万5000円という価格はホモロゲモデルと比べるとかなり割安だった。
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20/23第2回日本グランプリの写真があしらわれた「スカイライン2000GT」のカタログの裏表紙。白いナンバー41は生沢車、青い39番は砂子車、赤い37番は社員ドライバーの杉田幸朗が駆り8位に入った。
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21/23「スカイライン2000GT」のコックピット。計器盤はタコメーターを含む円形4連の専用となり、ウッドリムの3本スポークのステアリングホイールが標準装備。シートも黒いビニールレザー張りのリクラインするバケット風となった。
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22/23「スカイライン2000GT」の雑誌広告。その超高性能に国産車は歯が立たず、欧州の「コルチナ・ロータス」「アルファ・ロメオ・ジュリアTIスーパー」が当面の相手、とうたわれている。
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23/23「スカイライン2000GT」は割安な価格もあって予想以上に売れ、イタリアから輸入するウエーバーキャブが不足した。そこで1965年9月にホモロゲモデルと同じシングルキャブ仕様のG7型を積んだ「2000GT-A」(S54A-2)を追加(価格80万円)し、ウエーバー3連キャブ仕様の「2000GT」は「2000GT-B」に改称。外観上の差異は「GT」エンブレムの地色が2000GT-Aは青/白、2000GT-Bは赤/白。

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
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