-
1/122024年4月に、トヨタが「クラウン クロスオーバー」の一部改良モデルと同時に発表した特別仕様車「RS“ランドスケープ”」。「ブラック×アーバンカーキ」の専用外装色やオーバーフェンダー、マッドガードなどでカスタマイズされたアウトドアテイストが特徴だ。
-
2/12特別仕様車「クラウン クロスオーバーRS“ランドスケープ”」のベースとなった「RS」。2.4リッター直4ターボエンジンを核とした、トヨタ自慢の「デュアルブーストハイブリッドシステム」を搭載する。システム最高出力は349PS。
-
3/12「GORI GORI BLACK塗装」が施されたオーバーフェンダーやレッドのマッドガードが、これまでの「クラウン クロスオーバー」とは異なるテイストを表現している。
-
4/12「クラウン クロスオーバーRS“ランドスケープ”」のリアビュー。許容けん引荷重750kgのトーイングヒッチがバンパー下から顔をのぞかせる。その先端キャップには王冠のマークが入るこだわりようだ。通常モデルではオプション扱いのリアフォグランプも標準で装備される。
-
5/12タフさを強調した新デザインのアルミホイールに、245/60R18サイズのオールテレインタイヤを装着。最低地上高は従来モデルよりも25mm引き上げられている。ホイールのセンターオーナメントにも王冠のマークが入る。
-
トヨタ クラウン クロスオーバー の中古車webCG中古車検索
-
6/12さりげない光沢感が特徴と紹介される「RS“ランドスケープ”」に特別設定された内装色は、「ブラックラスター」と呼ばれるもの。基本的なデザインや装備は、ベースとなった「クラウン クロスオーバーRS」に準じている。
-
7/122023年1月の東京オートサロンと併催された東京アウトドアショーで初披露された「クラウン クロスオーバー アウトドアコンセプト」。コンセプトカーとあって、今回市販版される「RS“ランドスケープ”」よりも太いタイヤやワイルドな仕立てのオーバーフェンダー、大型のLEDフォグランプなどが採用されている。
-
8/122023年1月の東京アウトドアショーにおけるトヨタ/レクサスブース。「レクサスRXアウトドアコンセプト」(写真中央)と並んで、「クラウン クロスオーバー アウトドアコンセプト」(同右)が展示された。
-
9/12「RS“ランドスケープ”」の外板色は、「ブラック×アーバンカーキ」の1種類のみの設定。ボディーサイド面がアーバンカーキ、フロントやリアセクション、ボンネット、ルーフなどがブラックで仕上げられている。アーバンカーキは「RAV4」や「アクア」「シエンタ」などにも採用される人気色だ。
-
10/12ルーフに備わる「システムキャリア・ベースラック」は4万4990円の販売店オプションアイテム。バーはアルミ製で、取り付けフック部分はスチール製となる。許容積載荷重は40kg。
-
11/12他の「クラウン クロスオーバー」にはない60:40分割可倒式リアシート(トランクスルー機構付き)を「RS“ランドスケープ”」に設定。同機能は北米仕様車などに用意されていたが、国内販売されるクラウン クロスオーバーでは初採用となる。
-
12/12インストゥルメントパネルに専用の「LANDSCAPE CROWN」ロゴが刻印される。「RS“ランドスケープ”」は2024年12月までの期間限定生産予定の特別仕様車あつかいだが、表向きの台数制限はない。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
トヨタ クラウン クロスオーバー の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?NEW 2025.10.10 満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。
-
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選 2025.10.9 24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。
-
ハンドメイドでコツコツと 「Gクラス」はかくしてつくられる 2025.10.8 「メルセデス・ベンツGクラス」の生産を手がけるマグナ・シュタイヤーの工場を見学。Gクラスといえば、いまだに生産工程の多くが手作業なことで知られるが、それはなぜだろうか。“孤高のオフローダー”には、なにか人の手でしかなしえない特殊な技術が使われているのだろうか。
-
いでよ新型「三菱パジェロ」! 期待高まる5代目の実像に迫る 2025.10.6 NHKなどの一部報道によれば、三菱自動車は2026年12月に新型「パジェロ」を出すという。うわさがうわさでなくなりつつある今、どんなクルマになると予想できるか? 三菱、そしてパジェロに詳しい工藤貴宏が熱く語る。
-
「eビターラ」の発表会で技術統括を直撃! スズキが考えるSDVの機能と未来 2025.10.3 スズキ初の量産電気自動車で、SDVの第1号でもある「eビターラ」がいよいよ登場。彼らは、アフォーダブルで「ちょうどいい」ことを是とする「SDVライト」で、どんな機能を実現しようとしているのか? 発表会の会場で、加藤勝弘技術統括に話を聞いた。
新着記事
-
NEW
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
NEW
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? -
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】
2025.10.9試乗記24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。 -
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ
2025.10.9マッキナ あらモーダ!確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。