-
1/17伊アウトモビリ・ピニンファリーナは2024年5月10日、電動ハイパーカー「バティスタ チンクアンタチンクエ」(写真左)とバルケッタモデル「B95」(同右)を東京・三田のイタリア大使館でお披露目した。
-
2/17「ピニンファリーナ・バティスタ チンクアンタチンクエ」は1955年の「ランチア・フロリダ」から着想を得たという内外装のデザインやカラーリングなどが特徴。今回行われた日本でのお披露目が、ワールドプレミアとなった。
-
3/17イタリア・トリノのカンビアーノに位置するピニンファリーナ本社。創立は1930年5月23日で、現在は20の国籍の約100人のスタッフが従事しているという。
-
4/17ピニンファリーナの電動ハイパーカー「バティスタ」は2019年のジュネーブモーターショーで発表された。写真左が兄アンドレアの急逝を受けて2008年8月に同社の会長職に就いたパオロ・ピニンファリーナ氏(1958-2024)。
-
5/17ピニンファリーナは、いち早く大規模な風洞実験施設を導入したことでも知られる。1972年に実車計測が可能なフルスケール風洞装置を完成させ、ここから多くの車両が生み出された。実車の計測が可能な風洞施設は当時のイタリアでは唯一、グローバルでも7番目のものだったという。
-
6/17カンビアーノのピニンファリーナ本社にある電動ハイパーカー「バティスタ」を製造するためのスペースは「バティスタアトリエ」と呼ばれている。ここにはオーナー専用のコミッショニングラウンジが併設されている。
-
7/17「バティスタ」は、一台一台ハンドメイドされている。今回日本でお披露目された「チンクアンタチンクエ」も含め、バティスタシリーズはトータルで150台の限定生産となる。
-
8/17「バティスタ」のデザインを手がけたアウトモビリ・ピニンファリーナのデザインディレクター(当時)、ルカ・ボルゴーニョ氏。
-
9/17東京・三田のイタリア大使館で行われた「バティスタ チンクアンタチンクエ」の発表イベントの様子。前ヒンジで上方に開く、跳ね上げ式ドアが目を引く。
-
10/17カーボンファイバー製のモノコック構造を採用する「バティスタ」。その前後にはアルミニウム製のサブフレームが連結される。サスペンションは、前後ともダブルウイッシュボーン式。車体のセンタートンネルと座席後方に容量120kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載している。
-
11/17パワートレインをはじめとするEVとしての主要メカニズムは、クロアチアのリマック社が供給する。システムトータル最高出力は1903PS、同最大トルクは2340N・m。約358km/hのトップスピードを誇る。
-
12/17「バティスタ チンクアンタチンクエ」のインテリア。助手席のドアプレートと可変リアウイングの下部に「Cinquantacinque 55」の文字が刻まれ、トリムやシートは「ビスポークマホガニー」(ポルトローナ・フラウ ヘリテージレザー)で仕上げられている。
-
13/17エクステリアでは、かつてピニンファリーナがデザインした1955年の「ランチア・フロリダ」から着想を得たという「ブルー サヴォイア グロスフィニッシュ」の外板色と、「ビアンコ セストリエーレ グロス」のルーフ色からなる2トーンカラーが特徴。
-
14/172023年8月に米カリフォルニア・モントレーで開かれた自動車イベント「ザ・クエイル モータースポーツギャザリング」で一般公開された電動バルケッタ「B95」も、今回が日本初上陸。生産台数はわずかに10台と発表されている。車両価格は邦貨にして約7億円とのこと。
-
15/17「B95」という車名は、イタリアでスポーティーなオープンカーを意味するバルケッタの「B」と、2025年に95周年を迎えるピニンファリーナの歴史的数字を組み合わせたもの。シートにはクラシカルな千鳥格子模様の表皮が用いられている。
-
16/17「B95」のフロントスクリーンは、世界初となる電動調整式のポリカーボネート製。走行中の空気をキャビン上方に効率よく流す仕組みになっている。0-100km/h加速は2秒以下、最高速300km/h以上を誇る。
-
17/17ピニンファリーナの電動ハイパーカー「バティスタ チンクアンタチンクエ」とバルケッタモデル「B95」の発表会場には、1953年の「アルファ・ロメオ1900Cスプリント ピニンファリーナ」(写真奥)と1955年の「ランチア・アウレリアB24スパイダー」(同手前)も展示された。

山崎 元裕
デイリーコラムの新着記事
-
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感NEW 2026.6.3 「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。
-
新生アルピナは成功するか? その将来とBMWとの関係について考える 2026.6.1 具体的なデザインスタディーも公開され、いよいよ市場展開が見えてきた新生アルピナ。将来的な成功の“確度”やいかに? BMWによる新たなアルピナ像について、両ブランドに詳しい西川 淳が詳しく解説する。
-
つまずきを糧に成功をつかみ取れ! 新型「CX-5」に宿るマツダの変革と覚悟 2026.5.29 既存のマツダ車とは一線を画す乗り味で、メディアをおどろかせた新型「マツダCX-5」。マツダの最量販車種は、なぜ3代目で大転換を迫られたのか? 賛否両論を巻き起こした“あのクルマ”との関係は? 新しくなったCX-5に宿る、マツダの覚悟と変革に迫る。
-
「日産テラノ」がPHEVで復活 往年のビッグネームを継承するSUVの特徴を分析する 2026.5.28 日産自動車が「北京モーターショー2026」で、往年のビッグネームを継承する新型SUV「テラノPHEVコンセプト」を世界初公開した。初代「テラノ」で採用された「3スロット」を想起させる車両のデザインに加え、日産が新型テラノで狙うグローバル戦略に迫る。
-
まさしく桁違いの1169PS&2000N・m 新型「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」が搭載する数々の新機軸 2026.5.27 2025年発表のコンセプトカー「メルセデスAMG GT XX」が新型「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」として正式にデビューした。その中身は100%電気自動車であり、上位グレードは最高出力1169PSという途方もないスペックを誇る。技術的ハイライトを解説する。
新着記事
-
NEW
レクサスES350h(FF/CVT)/ES350e(FWD)/ES500e(4WD)【海外試乗記】
2026.6.3試乗記「レクサスES」がフルモデルチェンジ。シャシーがFFベースというのは歴代モデルと同じだが、新型ではボディーサイズがググッと拡大。「LS」の6輪ミニバンコンセプトが登場したこともあり、今後のレクサスセダンの総代を担うことになる。北米で乗った印象をリポートする。 -
NEW
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感
2026.6.3デイリーコラム「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。 -
NEW
第115回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(後編) ―デザインもサイズも規格外! 魅惑のアメリカ車はなぜ“主役”になれないのか?―
2026.6.3カーデザイン曼荼羅トヨタ&ホンダが発表した、米国生産車の日本導入計画。しかしアメリカには、規格外に面白いクルマがまだたくさんあるのだ! カーデザインの識者とともに魅惑の日本“未”導入車を探すとともに、魅力的なアメリカ車が、それでも主役になれない理由を考えた。 -
どうしてピアノブラックの内装材は多用されるのか?
2026.6.2あの多田哲哉のクルマQ&Aよく目にするピアノブラックの内装材は、「キズや脂汚れが目立つ」などネガティブな評価もしばしば。それでも多用されているのはなぜか? 車両開発者の多田哲哉さんに聞いてみた。 -
BSAゴールドスター650(5MT)【レビュー】
2026.6.2試乗記かつて一世を風靡(ふうび)した英国の名門、BSAが復活! 新生第1号モデルである「ゴールドスター650」は、クラシックで優雅なお散歩バイク……と思いきや、ツインカムの大排気量シングルで、ライディングも前のめりに楽しめるマシンに仕上がっていた。 -
レストモッドがイメージ 特別なオニツカタイガーの魅力に迫る
2026.6.1オニツカタイガーの新作ドライビングシューズを知る<AD>オニツカタイガーが、“レストモッド”と呼ばれるクルマのレストア&カスタム手法に着想を得たドライビングシューズを発表。4タイプ製作された、「MEXICO 66 DRIVING」のスペシャルバージョンの魅力に迫る。
注目の記事
-
オニツカタイガーが新たに提案する特別なドライビングシューズとは? その特徴を解説する。 特集 -
最新のランボルギーニを九州でドライブ。45組90名に贈られる無料招待制の特別ツアーとは? 特集 -
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングバッティスタ