-
1/14
-
2/14二輪事業進出は1901年(!)と、非常に長い歴史を誇るロイヤルエンフィールド。当時は英国のメーカーだったが、今日ではインドを拠点に事業を展開。欧州、東アジア、オセアニア……と、世界的に高い人気を誇る。
-
3/14「ショットガン650」は、2021年のEICMA(ミラノモーターサイクルショー)に出展された「SG650コンセプト」の市販版ともいえるモデルだ。主要なコンポーネンツは、既存のクルーザー「スーパーメテオ650」と共用している。
-
4/14計器類は速度計とモノクロのインフォメーションディスプレイの組み合わせ。それとは別に、「Tripper(トリッパー)」と呼ばれる簡易のナビアプリに対応した液晶ディスプレイも装備される。
-
5/14タイヤサイズは前が100/90-18、後ろが150/70R17。タイヤは印シアット製で、前がチューブレスバイアスの「ズーム クルーズzF」、後ろが同ラジアルの「ズーム ラッドスチールZ」だった。
-
6/14サスペンションは、前がショーワの倒立フォーク「SFF-BP」、後ろが5段階のプリロード調整機構付きツインショック。よりスポーティーなハンドリングとするため、足まわりは「スーパーメテオ650」から完全につくり変えられた。
-
7/14エンジンは排気量648ccの空冷並列2気筒SOHC。扱いやすいトルクフルな特性で、シフトダウンをサボって走らせても、ツブの大きなビートとともにバイクを前へと推し進める。
-
8/14シート高は795mm。「スーパーメテオ650」よりいくぶん高くなっているが、それでも低めに収まっている。
-
9/14燃料タンクは、今日では珍しいぐらいに素直なデザインの涙滴型。容量は13.8リッターだ。
-
10/14「スーパーメテオ650」や「ショットガン650」は、サイドカバーの内側にUSBポートを装備。あると便利な装備だが、なぜ350系と同じくハンドル/メーターまわりに設置できなかったのか……。
-
11/14賢いモジュール設計により、リアシートやその下のキャリアは簡単に脱着が可能。気分や用途によって、スタイルを変えることができる。
-
12/14価格は97万4600円からと、ひどい円安のなかで頑張ったインポーターに拍手。日本では2024年8月31日に発売される予定だ。
-
13/14ロイヤルエンフィールド・ショットガン650
-
14/14

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
試乗記の新着記事
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】 2025.9.12 レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
新着記事
-
NEW
スズキeビターラ
2025.9.17画像・写真スズキの電動化戦略の嚆矢(こうし)となる、新型電気自動車(BEV)「eビターラ」。小柄でありながら力強いデザインが特徴で、またBセグメントのBEVとしては貴重な4WDの設定もポイントだ。日本発表会の会場から、その詳細な姿を写真で紹介する。 -
NEW
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.9.17エディターから一言栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。 -
NEW
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】
2025.9.17試乗記最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。 -
NEW
第85回:ステランティスの3兄弟を総括する(その3) ―「ジープ・アベンジャー」にただよう“コレジャナイ感”の正体―
2025.9.17カーデザイン曼荼羅ステランティスの将来を占う、コンパクトSUV 3兄弟のデザインを大考察! 最終回のお題は「ジープ・アベンジャー」だ。3兄弟のなかでもとくに影が薄いと言わざるを得ない一台だが、それはなぜか? ただよう“コレジャナイ感”の正体とは? 有識者と考えた。 -
NEW
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代
2025.9.17デイリーコラムトランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。 -
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
2025.9.16あの多田哲哉のクルマQ&Aエンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。