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2/162024年の「EICMA(ミラノショー)」で世界初公開された「スズキDR-Z4S」。日本でも、往年のデュアルパーパス「DR-Z400S」の再来としてファンの期待を集めていたが、2025年10月にようやく販売が開始された。
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3/16軽量でシンプルなバイファンクションLEDヘッドランプを備えたミニカウル。車体色は試乗車の「チャンピオンイエローNo.2/ソリッドスペシャルホワイトNo.2」と「ソリッドアイアングレー」の2種類が用意される。
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4/16軽量・コンパクトな新設計の液晶インストゥルメントパネル。モノクロのシンプルなものだが視認性は非常に良好だ。画面右端にはセレクト中のライディングモードやトラクションコントロールのモードが表示される。
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5/16各種電子制御は左のハンドルバーにあるスイッチボックスで操作。「MODE」ボタンと「UP/DOWN」スイッチの操作により、モードの切り替えや設定の変更が可能となっている。
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6/16タイヤサイズは、前が80/100-21M/Cで後ろが120/80-18M/C。IRCのデュアルパーパスタイヤ「GP-410」を装着する。
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7/16フレームのすき間にのぞくリアサスペンション。足まわりは、前がフルアジャスタブル倒立フォーク、後ろがリンク式のモノショックで、後者は伸び側と縮み側のダンピングを、低速域/高速域を独立して調整できる。
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8/16排気量398ccの水冷単気筒DOHCエンジン。厳しい排ガス規制をクリアしつつ、全回転域での力強いトルクと、スロットル操作に対する優れた応答性を追求。軽さや最低地上高の高さ、マスの集中化に寄与する設計もあり、デュアルパーパスモデルに好適なパワーユニットに仕上がっている。
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9/16マフラーとエキゾーストパイプはいずれもステンレス製で、ライダーの足をやけどさせないよう二重管の構造となっている。ご覧のとおり、視覚的な質感も申し分ない。
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10/16トラクションコントロールには「1」「2」「G(グラベル)」「オフ」の4種類の制御を用意。Gは、ある程度後輪のスリップを許容して未舗装路での駆動力を保持するモードで、「Vストローム」シリーズとは異なり、写真のようなフラットダートだけでなく起伏のある地形でも効果を発揮するようセッティングされている。
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11/16ブレーキについては、前が270mm、後ろが240mmと、従来のモデルより大径のディスクを装備。ABSは後輪のみならず、スズキの市販車として初めて前輪もカットが可能となている。
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12/16シート高は890mmと容赦のない高さで、いかに車体がスリムとはいえ、さすがに足つき性がいいとはいえない。300mmという、ゆとりのロードクリアランスとのトレードオフだ。
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13/16スズキの本気をビシバシ感じるデュアルパーパスモデルだった「DR-Z4S」。このコンポーネントを、わずか2車種で終わらせるなんてもったいない! 軽量・機敏なシングルスポーツなどもぜひ期待したい。
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14/16スズキDR-Z4S
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青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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