半分はPHEV
2025年、テスラを抜いて世界最大のEVメーカー(テスラ約164万台に対してBYD225万台)となったBYDが、12月に国内発売したPHEVの第1弾がSUVのシーライオン6だ。日本では初のPHEVだが、本国では以前からPHEVもラインナップしており(BYDは現在いわゆる新エネルギー車のみ生産)、2025年の世界販売台数約460万台の半数がPHEVである。日本仕様のシーライオン6にはFWDと前後2モーターのAWDが発表されているが、AWDはこの3月からデリバリーが始まる予定である。
「DM-i(デュアルモードインテリジェンス)」と称するプラグインハイブリッドシステムは、このFWD仕様の場合、最高出力98PSと122N・mを生み出す1.5リッター4気筒エンジンと197PSと300N・mのモーター、そして容量18.3kWhのリチウムイオン電池(得意のリン酸鉄系)からなるが、ガソリンエンジンは基本的に発電用で、できるだけモーターで走行するシリーズハイブリッドである。ただし高速での巡航など、一定条件下ではエンジンが直接駆動する場合もあるという。WLTCモードのEV走行換算距離は100km、ハイブリッド燃費は22.4km/リッターと発表されており、合わせて1200kmもの航続距離を誇るという。しかもレギュラーガソリン仕様だ。
価格はFWDが398.2万円(AWDは448.8万円)と装備満載のPHEVとしてはびっくりするほど安い(日本勢のPHEVと比べると150万円ほどの価格差あり)。PHEVであるから補助金が期待できるのだが、そんな金などあてにしないと言わんばかりの価格設定である。ちなみに日本仕様はモノグレードでこの試乗車もオプションはなし。“オールインクルーシブ”で400万円切りである。
今回の試乗車は「BYDシーライオン6」のFWDモデル。2026年3月にはAWD車のデリバリーも控えている。
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ボディーの全長4775mmは日本のPHEVである「トヨタ・ハリアー」や「三菱アウトランダー」と同じくらいだ。
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BYDの海洋シリーズ(シーライオンは英語でアシカ)に共通のオーシャンXフェイスを採用。カイヨウというよりは「カイエン」という感じも少々。
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タイヤサイズは前後とも19インチ。この試乗車はインドネシアのタイヤメーカーであるGiti(ジーティー)の「ジーティー コントロールP10」を履いていた。高い静粛性やグリップ力が売りのハイパフォーマンスタイヤに属するようだ。
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