フィアット・プント エヴォ
2010.06.23 画像・写真2009年9月のジュネーブショーでデビューした「プント エヴォ」は、「グランデプント」のフロントとリアの意匠を大幅に変更し、内装を一新したモデル。車名の「エヴォ」は、テクノロジー、ドライバビリティと環境性能などが進化した“エヴォリューション“を意味するという。日本に導入されるフィアット車で初めて、アイドリングストップ機能を搭載するモデルで、ベーシックグレード「プント エヴォ」(205.0万円)と上級グレード「プント エヴォ ダイナミック」(230.0万円)の2タイプが用意される。

全長×全幅×全高=4080×1685×1495mm。ホイールベースは2510mm。バンパーが新装された影響で全長が30mm伸びた以外は、「グランデプント」と同サイズ。
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全長×全幅×全高=4080×1685×1495mm。ホイールベースは2510mm。バンパーが新装された影響で全長が30mm伸びた以外は、「グランデプント」と同サイズ。
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ボディカラーは、メタリック系の黒、青、白とソリッドの赤の計4色。
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ハッチバックドアに付けられたフィアットのロゴマークを押すことで、トランクが開けられる「テールゲートオープナー」が備わった。
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デザインアイコンの1つ、LED風のスタイリッシュなL字型テールランプ。
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搭載されるエンジンは、77psを発生する1.4リッター直列4気筒SOHC8バルブ。エンジンと足まわりは「グランデプント」から引き継がれた。トランスミッションは、2ペダル式MT。シフト制御が見直され、下のギアで引っ張るクセがなくなって動作が洗練された。
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いちから設計し直されたインパネ。姉妹車「アルファ・ミト」のようなスポーティなものとなった。写真は「プント エヴォ」のもの。「プント エヴォ ダイナミック」には、赤いステッチが施されたレザーシフトノブとシフトパドルが付いたレザーステアリングが装備される。
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新デザインのセンターパネル。ソフトな素材が一部に用いられ高級感が演出された。ハザードランプスイッチの左横には、アイドリングストップの「スタート&ストップ」を解除するスイッチが備わる。
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シートとインテリアカラーは、「プント エヴォ」には写真の「グレー」と「ボルドーレッド」の2種類が用意され、「プント エヴォ ダイナミック」には「黒と赤」、「黒とグレー」の組み合わせから選べる。
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リアシートの様子。座面を引き上げ、背もたれを倒すことで、荷室スペースを広げることもできる。
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マニュアルシフト時のシフト操作が、「フィアット500」と同様の、引くとアップ、押すとダウンに変更された。