ダイハツD-X:「ミニマリズム」にたけた日本の佳作
2011.12.05 コレはゼッタイ!■【コレはゼッタイ!】ダイハツD-X:「ミニマリズム」にたけた日本の佳作
次期「コペン」ともうわさされるダイハツのコンセプトカー「D-X(ディークロス)」。お台場の東京ビッグサイトで実車を見る時は、ぜひここに注目してほしい。
■2気筒ターボエンジンにも注目!
こういうモデルは実に日本的であると思う。ショーカーとはいえ、現実に近い要素が盛りだくさんなのである。
組み立て工程を考えた、ボディーパネルの取り付けと見切り。コストを抑えた素材の選択も現実的だ。世界の自動車メーカーに胸を張ることができる、現代に必要なスポーティーでナローボディーのパッケージングである。エクストリームな造形が好きな日本人ならではの、ブラックアウトした超オーバーフェンダーは、ずんぐりとしたボディーを引き締めている。いかにも小型が得意なメーカーらしく、手なれたものだ。
写真では分かりづらいが、軽自動車サイズでこれほど塊感があるスタイルも、「ミニマリズム」にたけた日本ならではだ。エンジンもよろしい。2気筒のユニットはフィアットではおなじみだが、ダイハツは効率を狙った「エンジンレシオ」で造り上げているのが特徴だ。2気筒ターボユニットは、これからの時代、主流になっていく可能性がある。見ておいて損はない。
(文=松本英雄/写真=峰昌宏)
新着記事
-
NEW
第290回:商用バンで砂漠を行く親子が向かうのは天国か地獄か 『シラート』
2026.6.4読んでますカー、観てますカー失踪した娘を探して親子はモロッコの砂漠へ。砂漠で開催されていたレイブパーティーが最高潮に達した頃、軍隊がやってきて中止させられる。親子が乗るFFの商用バンは次のパーティー会場にたどり着けるのか……。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(前編)
2026.6.4あの多田哲哉の自動車放談ひさびさに日本市場に戻ってきた、ホンダを代表するSUV「CR-V」。最新世代の仕上がりを、トヨタの車両開発者だった多田哲哉さんはどう評価する? まずは、ワインディングロードを走らせた第一印象から。 -
NEW
第964回:フィアットグッズのコレクターから学ぶ人生訓
2026.6.4マッキナ あらモーダ!イタリア在住の大矢アキオが、トリノで著名なフィアットグッズのコレクターを取材。若き日の苦労を経て大成した人物が語る、人生で大切なものとは? フィアットやイタリアの歴史を物語る、貴重なコレクションの数々とともに紹介する。 -
NEW
気づけばすでに4モデル スバルのBEV戦略と水平対向エンジンの未来を考える
2026.6.4デイリーコラム「ソルテラ」に続き、「トレイルシーカー」「アンチャーテッド」「ゲッタウェイ」と、いつの間にか4モデルが顔をそろえたスバルのBEV。伝統的な水平対向エンジンやシンメトリカルAWDはこの先どうなるのか? スバルの未来戦略を探る。 -
レクサスES350h(FF/CVT)/ES350e(FWD)/ES500e(4WD)【海外試乗記】
2026.6.3試乗記「レクサスES」がフルモデルチェンジ。シャシーがFFベースというのは歴代モデルと同じだが、新型ではボディーサイズがググッと拡大。「LS」の6輪ミニバンコンセプトが登場したこともあり、今後のレクサスセダンの総代を担うことになる。北米で乗った印象をリポートする。 -
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感
2026.6.3デイリーコラム「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。