エコでおトクな日産の新型エンジン、「キューブ」など6車に
2007.01.16 自動車ニュースエコでおトクな日産の新型エンジン、「キューブ」など6車に
日産自動車は、コンパクトカー用1.5リッターエンジンの環境性能を見直し、「ノート」「キューブ」など6車種に搭載した。
2004年に「ルノー」と共同開発した日産の1.5リッターエンジン「HR15DE」が、環境性能を高めるべく手直しされた。
まずはカムチェーンガイドに世界初というフッ素コートを施すなどし、エンジン内部のフリクションロスを低減。さらに組み合わせられる「エクストロニックCVT」との協調制御を見直し、アイドリング中は自動的にニュートラル状態になるなどの燃費改善措置がとられた。ブレーキング時の回生エネルギーをバッテリーに蓄え、これを電装品の使用に向ける仕組みも新たに採用された。
これらの改良により、従来型に比べて6%以上の燃費向上を実現したという。
新エンジン搭載車は「平成22年度燃費基準+20%」と「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」を達成し、グリーン税制において優遇を受けることができる。
この新型「HR15DE」が積まれるのはコンパクトカーを中心とする6車種で、うち「ノート」「ティーダ」「ティーダラティオ」「ウィングロード」は、2006年12月25日に発売済み。「キューブ」と「キューブキュービック」は、ヘッドランプやフロントグリルなど内外装に変更を加え、2007年1月17日に発売される。
(webCG 関)
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