【東京モーターショー2005プレビュー】ボルボ、ニュー「C70カブリオレ」と「3CCコンセプト」
2005.10.18 自動車ニュース【東京モーターショー2005プレビュー】ボルボ、ニュー「C70カブリオレ」と「3CCコンセプト」
ボルボは、4シーターオープンのニューモデル「C70カブリオレ」を公開。ほかに、コンセプトカー「3CC」やSUV「XC90」のV8モデルなどを出展する。
■新C70カブリオレは“クーペカブリオレ”
新型「C70カブリオレ」は、電動リトラクタブルハードトップを備える4シーターオープン。「エレガントなカブリオレであり、かつ、スポーティなクーペであるクルマ」を謳う。
ボディサイズは先代より若干短く、低くなり、全長×全幅×全高=4580×1820×1410mm、ホイールベースは2640mm。車幅は同値で、よりスポーティな印象を与える。
リトラクタブルハードトップは3枚のスチールパネルで構成され、開閉時間は約30秒。折りたたまれたルーフは荷室に格納され、オープン時の荷室容量は200リッター(クローズでは400リッター)となる。格納されたルーフは電動で200mm持ち上げることができ、オープン時にも荷室の使い勝手を高める工夫がなされた。インテリアは、「S40」「V50」に採用した薄型のフリーフローティングセンタースタックを採用するなど、モダン・スカンジナビアンデザインだ。
3CCは「パーソナルな移動を実現する未来カー」。前2、後1の特殊なシートレイアウトをもち、後席は大人1人、または子供2人が乗れる。フロアを二層式として、内部にリチウムイオン電池を搭載。モーターで駆動する「ゼロエミッション」カーだ。二層式フロアには、ガソリンエンジンやハイブリッドなど、他のパワートレインを組み込むこともでき、将来の展開も見据えたつくりになっている。
XC90のトップグレードたるV8エンジン搭載モデルも展示。60度バンクをもつV8ユニットは、最高出力315ps、最大トルク44.9kgmを発生。トランスミッションは6段ATが組み合わされる。駆動方式はもちろんAWDこと4WDだ。
(webCGオオサワ)
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