「ボルボC70」がマイナーチェンジ イメージ一新
2010.03.12 自動車ニュース「ボルボC70」がマイナーチェンジ イメージ一新
ボルボ・カーズ・ジャパンは、2010年3月11日、フル4シーターのクーペカブリオレ「C70」のマイナーチェンジを発表、4月24日から日本導入を開始する。
■新しいフロントフェイスでさらにモダンに
3分割式リトラクタブルルーフを備えるボルボのクーペカブリオレ「C70」がマイナーチェンジした。
一番の特徴は一新されたフロントフェイス。クロスオーバーモデル「XC60」からスタートしたボルボの新世代デザインをこの新型C70にも採用し、「100m先でなければ、ボルボと認識できなかったフロントフェイスを、200m先でもひと目で理解できるように。明確な存在感を持たせた」という。Vシェイプのボンネットや、ヘッドライト内側に配置した“DNAライト”は、新世代デザインの重要なアイテムだ。
リアデザインもリニューアルが図られている。全体を楕円のモチーフでデザインするとともに、リアコンビネーションランプにLEDを採用することで、旧型との違いを明確にしている。インテリアは、これまでS40、V50、C30と共通だったダッシュボードを専用のデザインに変更し、上質感を高めたという。
搭載されるエンジンは、2.5リッター直列5気筒ターボ1種類で、従来の2.4リッター自然吸気エンジンは姿を消した。
トランスミッションは、5段オートマチックで、新しいラインナップは「T-5 GT」の1グレードに。オプションの「ラグジュアリーパッケージ」を選ぶと、本革シートはセミアニリンレザーを使ったプレミアムレザーシートに、また、アルミホイールは17インチから18インチへとアップグレード。さらに、DYNAUDIO製スピーカー採用のプレミアムサウンドシステムや、死角情報を提供するBLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)などが装備される。
価格は、549.0万円、オプションのラグジュアリーパッケージが40.0万円である。
(文=生方聡)