プジョーは“スポーティ”に、「1007RC」やスーパーGT「907」など出展【パリサロン04】

2004.09.28 自動車ニュース webCG 編集部
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【パリサロン2004】プジョーは“スポーティ”に、「1007RC」やスーパーGT「907」など出展

2004年9月23日のプレスデイで開幕した、パリサロンの名で知られるパリモーターショー(Mondial De L' Automobile 2004)。地元プジョーは、「106」の後を継ぐ新型コンパクトのスポーティ版「1007RC」のほか、コンセプトカーにV12をミドシップしたスーパースポーツ「907」、燃料電池を使ったバギー「Quark」などを出展した。

■新しいプジョーは4ケタ

パリサロンお膝元のプジョー、市販モデルの目玉は、「106」の後継にあたる「1007」。全長3730mmのコンパクトボディに、両側スライドドアを与えた小型車である。
「開けゴマ」で開くジマンの「マジカルドア」は、ドアハンドルだけでなく、リモコンキーやセンターパネル上のスイッチで開閉可能。開口部は920mmと大きく、前席のスライド量を多く採り(運転席230mm、助手席280mm)、後席へのアクセスも容易にしたという。
助手席シートバックを前に倒せばテーブルになるシートアレンジや、大型グローブボックス、シート下、フロア下に物入れを設けるなど、日本車顔負けの機能性が盛り込まれる。

エンジンは、ガソリンが1.4リッター&1.6リッター直4、ほかに1.4リッターディーゼルを設定。ギアボックスは5段MTに加え、パドルシフトできる2ペダル式5MT「2トロニック」が用意される。オートマチックモードのシフトプログラムに改良を施し、ギアチェンジのマナーを改善したという。

■500psのスーパーGT

コンセプトカーには、スポーティなラインナップが揃った。目を惹くのは、500psを発する6リッターV12気筒エンジンをミドに積むスーパーGT「907」。外観はエクストリームスポーツ、インテリアはウッドステアリング&シフトノブ、アルカンタラを用いた贅沢なつくりとなっている。

ほかに、1007のスポーティバージョン「1007RC」、燃料電池を使った2シーターバギー「Quark」などを出展した。

(webCGオオサワ)

プジョージャポン:
http://www.peugeot.co.jp/

プジョーは“スポーティ”に、「1007RC」やスーパーGT「907」など出展【パリサロン04】の画像

【写真上下】プジョーのニューモデル「1007」

【写真上下】プジョーのニューモデル「1007」

スーパーGT「907」

スーパーGT「907」

コンセプトカー「Quark」。全長2380mm、幅1500mmとコンパクトなバギーだ。

コンセプトカー「Quark」。全長2380mm、幅1500mmとコンパクトなバギーだ。

1007のスポーティバージョン「1007RC」

1007のスポーティバージョン「1007RC」

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