第71回:コージのフランクフルト勝手にNO.2「み、宮崎センセーに報告せよ! これはオームだ!?」プジョー4002
2003.09.24 小沢コージの勢いまかせ!第71回:コージのフランクフルト勝手にNO.2「み、宮崎センセーに報告せよ! これはオームだ!?」プジョー4002
■ジャパニメーションに影響された?
あのね。こないだIAAこと、ドイツのフランクフルトショーで「一番感激したのはカレラGTの“骨”」って書いたけど、もうひとつ、デザイン面でダントツに面白かったのはプジョーだね。それも「407ELIXIR」(エリクシール)じゃなくって「4002」の方。
エリクシールは現行406シリーズの後継である407シリーズが、将来こうなるってヤツで確かにカッコよかったけど、予想通りっちゃ予想通り。やっぱこの路線で突き進むのかぁ……ってな感じ。
しかし、4002は凄い。前回のパリサロンにおける第2回「プジョー・デザイン・コンテスト」で優勝した、シュテファン・シュルツェ設計によるデザインスタディで、「将来市販される」とか「動く」とか「人が乗れる」とかってレベルじゃないんだけど面白かった〜。
だってさ。デザインはほとんど日本のアニメ、それも「宮崎駿ワールド」に突入してるんだもん。見た瞬間に思ったな。これは「オーム」だって。そ、「風の谷のナウシカ」に出てくるれいの巨大イモムシね。本当にイモムシかは知らないけど。全体のフォルムはいうにおよばず、カラーリングにせよ、触覚みたいなサイドミラーにせよ、まさしくオーム。それかイモムシ。
だいたいにして、前から見ても後ろからみても「顔」であり「虫」みたいなのには笑った。昔から「虫」っていわれてるクルマはあったけど、どれとも違う。考えようによっちゃ凄い先進的デザインなわけで「4002」は「西暦4002年」の意味なのかも? なんてね。
でね、実はフェラーリ「エンツォ」も、日本のガンダム的デザイン路線から影響を受けてるってハナシもある。コイツが宮崎アニメから影響を受けてるのも、まんざらウソじゃない気がするのだ。事実はわかんないけど。
誰か真相知ってたら教えてくださいって感じです。どうですアニメ関係者?
(文=小沢コージ/2003年9月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
-
第454回:ヤマダ電機にIKEAも顔負けのクルマ屋? ノルかソルかの新商法「ガリバーWOW!TOWN」 2012.8.27 中古車買い取りのガリバーが新ビジネス「WOW!TOWN」を開始。これは“クルマ選びのテーマパーク”だ!
-
第453回:今後のメルセデスはますますデザインに走る!? 「CLSシューティングブレーク」発表会&新型「Aクラス」欧州試乗! 2012.7.27 小沢コージが、最新のメルセデス・ベンツである「CLSシューティングブレーク」と新型「Aクラス」をチェック! その見どころは?
-
第452回:これじゃメルセデスには追いつけないぜ! “無意識インプレッション”のススメ 2012.6.22 自動車開発のカギを握る、テストドライブ。それが限られた道路環境で行われている日本の現状に、小沢コージが物申す!?
-
第451回:日本も学べる(?)中国自動車事情 新婚さん、“すてきなカーライフに”いらっしゃ〜い!? 2012.6.11 自動車熱が高まる中国には「新婚夫婦を対象にした自動車メディア」があるのだとか……? 現地で話を聞いてきた、小沢コージのリポート。
-
NEW
ホンダがコンセプトモデル「アキュラ・ネクセラ ビジョン」を発表 次世代デザインを読み解く
2026.9.3デイリーコラム本田技研工業の米国現地法人アメリカン・ホンダモーターが、アキュラブランドの次世代デザインを示すというコンセプトモデル「ネクセラ ビジョン」を初公開した。バタフライドアを採用するこのスポーツカーは、次世代アキュラの何を表現しているのか。 -
NEW
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(後編)
2026.9.3あの多田哲哉の自動車放談ワインディングロードで新型「BMW iX3」のステアリングを握った多田哲哉さんは、その走りに感心した様子。どんなところが優れているのか、トヨタのエンジニアの視点で語ってもらおう。 -
新型「三菱パジェロ」の外装・内装を写真でチェックする
2026.9.2画像・写真5年間のブランクを経て、三菱のフラッグシップSUV「パジェロ」がついに復活! 「グランドカリスマ -泰然自若-」をコンセプトにデザインされた本格クロスカントリーモデルは、どのような姿をしているのか? 内外装の詳細を、写真で紹介する。 -
復活の決め手はこっくりさん!? 新生「三菱パジェロ」誕生の経緯とその狙い
2026.9.2デイリーコラム5年間の沈黙を経て、ついに登場した新型「三菱パジェロ」。スリーダイヤモンドが誇る荒野のフラッグシップは、いかにして復活を遂げたのか? 開発の経緯や内外装デザインの詳細、パワートレインに見るクルマの“狙い”をリポートする。 -
第127回:新型BMW X5(後編) ―迷走するBMW 結局アナタは“ノイエクラッセ”でなにがしたかったの?―
2026.9.2カーデザイン曼荼羅その姿が明らかとなるや、賛否両論を巻き起こしている新型「BMW X5」。このクルマは既存のBMW製SUVとはなにがちがうのか? そもそもBMWは“ノイエクラッセ・デザイン”になにを託していたのか? カーデザインの識者と、迷走するBMWの明日を探った。 -
BMW X1 sDrive20iオリジナル(FF/7AT)【試乗記】
2026.9.2試乗記BMWのコンパクトSUV「X1」に新グレードの「オリジナル」が登場。走りの楽しさをはじめとしたBMWらしさをキープしつつ、装備の厳選によって価格抑制を図った新たなエントリーグレードだ。都市部におけるドライバビリティーとユーザービリティーをリポートする。