第37回:日本のチューニング界は今!(その4)マツダスピード「ノーマルで十分!RX-8 A-spec.」
2003.06.23 小沢コージの勢いまかせ!第37回:日本のチューニング界は今!(その4)マツダスピード「ノーマルで十分!RX-8 A-spec.」
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■「素材を生かした」味付け。
コイツは案外普通でありました。その昔、“マツダスピード物”といえば、結構な硬い乗り心地と、超オーバーステアセッティングのイメージが強かったのに……。最近、みーんな「大人なチューニング」覚えてます。いわば「素材を生かした」味付け。料理の流行と同じですな。こりゃ。
イジった箇所は、エンジンこそマフラーの交換で「プラス3psぐらい」ってハナシだけど、軽量フライホイールに、フロア補強に、ストラットタワーバー補強に、当然のバネ、ダンパー、前後スタビ交換にって具合でひと通りやってます。
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■唯一の不満を解消
だけど、乗ってみると足はちょっと硬くなってる程度で乗り心地はいいし、ステアリングフィールもナチュラル。エンジンも「こんなに軽かったっけ」ってまわり方するけど、それほどパワーアップした感じもない。
街や峠で普通に「RX-8」に乗る人で、お金に余裕のある人には最適のチューニングかもしれません。 ただ個人的にはマフラーの交換ぐらいで十分かな。RX-8はノーマルで十分楽しく、唯一の不満は高速域でのエンジンの伸びぐらいのもの。そこはマフラーで解消! と。
それよっか、ベース車にスポーツ系が多そうなマツダスピードさんでも、今やお客の「6割がミニバン、4割がスポーツカー」だそうな。特に強化クラッチやLSDの売り上げは年々落ちてると。何処も厳しいです。
(文=小沢コージ/2003年6月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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