スズキとフィアット、新型SUVを共同開発
2003.04.12 自動車ニューススズキとフィアット、新型SUVを共同開発
スズキとイタリアの自動車メーカー、フィアットは、新型SUVを共同開発することで基本合意に至ったことを、2003年4月11日に発表した。
スズキとフィアット、東西コンパクトカーの雄がタッグを組み、新型SUVを共同開発する。同じゼネラルモーターズ(GM)グループの両社だが、共同で新型車を手がけるのは初めてという。
そのニューモデルは、スズキの新「Aセグメント」プラットフォームをベースとする、5ドアの四輪駆動車。エンジンは、ガソリンとディーゼルを搭載する。「スズキ製」と「フィアット製」の外観を変更することで、ブランドの差別化を図る。生産開始は2005年後半、ハンガリーにあるスズキの生産・販売子会社「マジャールスズキ社」が担当する。販売は、欧州のスズキとフィアット、それぞれのブランドで行うという。
なお、開発にかかる投資額などは未定で、車両の詳細については今後両社で検討していくという。
マジャールスズキ社は、スズキの欧州向け小型乗用車を生産する拠点で、スズキの「ワゴンRプラス(日本名:ワゴンRソリオ)」などを生産。2003年4月10日からは、新型車「イグニス」の生産が開始された。
(webCG 本諏訪)
「スズキ」:
http://www.suzuki.co.jp/
「フィアットオートジャパン」:
http://www.fiat-auto.co.jp/
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