日産「スカイライン」などに福祉車両
2003.01.24 自動車ニュース日産「スカイライン」などに福祉車両
日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、「スカイライン」(セダン/クーペ)「フェアレディZ」「ステージア」「モコ」に、福祉車両「ライフケアビークル」を設定、2003年1月16日に発売した。
今回設定されたのは、「ライフケアビークル」のうち、下肢が不自由なひとが運転する際の運転補助装置の付いた「ドライビングヘルパーシリーズ」と呼ばれるもの。
軽自動車「モコ」(スズキ「MRワゴン」のOEMモデル)には、従来型の手動運転装置「オーテックドライブギア」を付与。一方の「スカイライン」のセダンとクーペ、ワゴン「ステージア」と2ドアクーペ「フェアレディZ」には、新開発「オーテックドライブギアタイプe」を与えた。この補助装置は、手元のコントロールグリップで行うアクセル操作の制御方式に、「日本メーカーで初めて電子制御方式を採用」(プレスリリース)したもので、装置のコンパクト化と、操作の滑らかさが謳われる。
詳しい価格とベースグレードは以下の通り。
スカイラインセダン(250GT):305.0万円
スカイラインクーペ(350GT):350.0万円
フェアレディZ(バージョンT):366.0万円
ステージア(250RX):295.0万円
モコ(C 2WD):132.8万円
モコ(C 4WD):144.0万円
(消費税は非課税)
なお同装置は、AT、CVT仕様車であれば、他グレードにも架装可能という。
(webCG 永瀧)
日産自動車「福祉車両ライフケアビークルシリーズ」:
http://www.nissan.co.jp/LV/
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