第13回:幅広い車種展開とブランドごとの個性で勝負!
インポーターに聞きました
〜フィアット&クライスラー編〜
2013.03.07
JAIA輸入車試乗会2013
第13回:幅広い車種展開とブランドごとの個性で勝負! インポーターに聞きました〜フィアット&クライスラー編〜
新型車の一斉投入に加え、クライスラーの高性能モデルである「SRT」の再上陸など、ここのところ話題が盛りだくさんのフィアット クライスラー ジャパン。個性豊かな5ブランドを抱える、彼らの2013年の戦略とは?
大所帯の強みを生かす
――2012年の日本における販売はいかがでしたか?
フィアット クライスラー ジャパンの5ブランド(アルファ・ロメオ、フィアット、アバルト、クライスラー、ジープ)の合計販売台数は、対前年比34%のプラス。輸入車市場の伸び率(約17%:海外ブランドのみ)の2倍という成長率を達成しました。
特にイタリア3ブランドの販売は過去最高を記録し、合計で1万台を突破。ジープも1998年以降では初の5000台オーバーを記録しています。
――現在、販売をけん引している車種、イチオシの車種はどのモデルですか?
2012年は「ジュリエッタ」が販売をけん引し、アルファ・ロメオは国内で販売された全乗用車ブランドのなかでも最も大きな伸び率(139%増加)を記録しました。
また、2008年にデビューした「フィアット500」が相変わらず好調です。
このクルマに関してはお客さまも幅広く、なかにはショールームに置いてあるクルマを見て、「まだ免許を持っていないのですが、私が免許を取るまでこのクルマをとっておいてくれませんか?」という女性もいらっしゃったそうです。
500はインポーターやディーラーの想像を超えて、今までにないアプローチでお客さまに訴求しているようです。こんなクルマはめったにないでしょう。
一方アメリカのブランドでは、クライスラーから昨年12月に「300」「イプシロン」という新型車2モデルを発売しました。今後の販売の大きな増加要素として、期待を高めています。
――今年導入を予定している車種、注目の車種は?
フィアットの新モデルを年央に、ジープの新モデルを年後半に予定しています。
そのほかにも多様な限定車を発売することで、お客さまにより多くの選択肢を提案していきたいと思います。
――1月にはSRTも日本に導入されましたが、新型車の追加予定はありますか?
まだ「グランドチェロキー SRT8」と「300 SRT8」がデビューしたばかりですから、新型車の導入までは考えられていません。
ただ、SRTを語る上で「バイパー」が避けて通れない存在であることは承知しています。現在はなんともいえませんが、このクルマだけは別途検討していければと思います。
――今やアメリカとヨーロッパをまたにかける大所帯ですね。
各ブランドが補完しあい、幅広い車種を取りそろえられたことで、販売店が求める車種をきちんと提供できる体制が整ったと自負しています。
販売の現場でも、例えば「フィアット500では小さいし、アルファ・ロメオ ジュリエッタでは大きすぎる」というお客さまに「クライスラー・イプシロン」を紹介するなど、より細やかな提案ができるようになりました。
ただ、私どもの取り扱うブランドはどれも強い個性が魅力です。今お話ししたようなアドバンテージは大事ですが、同時に、ブランドミックスによってキャラクターが薄れるようなことがないよう、気をつけていきたいと思います。
――全国のwebCG読者へ一言お願いします。
本年は商品展開にとどまらず、全国の正規ディーラーを拡充することでお客さまとの接点を増やし、利便性も高めていきたいと考えております。
ぜひ、最寄りのショールームへ足を運んでください。
(インタビューとまとめ=webCG 堀田/写真=田村弥)
※「SRT」は北米では独立したブランドとして扱われていますが、フィアット クライスラー ジャパンでは、「クライスラーとジープを強める存在として捉えている」とのこと。したがって、今回のインタビューでは単一ブランドとして数えてはいません。
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