フォード、「エクスプローラー」の安全性を向上
1999.03.25 自動車ニュースフォード、「エクスプローラー」の安全性を向上(3/25)
フォードセールスジャパンは「フォードエクスプローラー」の商品改良を行なった。眼目はサイドエアバッグ標準装備による安全性の向上などにある。
新型「フォードエクスプローラー」は、「エディバウアー」「XLT」そして名称変更された「XL-Sports」の3グレードからなる。ドライブトレインは全車共通して4リッターV6に電子制御5段オートマチックの組合せとなる。今回の改良における特徴は、安全性の向上、一部外観の変更、装備の充実などである。
全車共通しているのは、コンピュータユニットの変更で従来より3馬力アップして213馬力となったエンジン出力、前席のバックレストにビルトインされたサイドエアバッグ、丸型フォグランプを埋め込んだフロントバンパー、デザイン変更されたホイールリップモールディング、ボディサイドモールディング、ランニングボード、ルーフラック、さらに新しいシート生地などである。
最上級グレードの「エディバウアー」(419.5万円)では、16インチアルミホイールの新採用、ランニングボードに足元照明の追加、塗りわけ部分を見直されてスポーティ感と高級感が強調されたツートンペイントなどが特徴だ。
「XLT」(369.5万円)では「エディバウアー」と同タイプの16インチアルミホイールが採用された。またベーシックグレードは従来のXLから「XL-Sports」(319.5万円)と名称変更され、ボディ同色フロントグリル、ルーフラック、ランニングボード、15インチクロムメッキスチールホイールが新たに装備された。
「XL-Sports」のボディ同色フロントグリルは、アメリカっぽくてちょっといいかんじである。さらに、日本でも米国のように、2WDが設定されていれば価格的にも嬉しいのだが。(Web CG オガワ)
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