新型「コンチネンタルGTスピード」もうすぐ登場
2012.06.20 自動車ニュース新型「ベントレー・コンチネンタルGTスピード」がデビュー
英ベントレーは、2012年6月29日から7月1日まで開催される英国の自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、「ベントレー・コンチネンタルGTスピード」の新型を世界初公開すると発表した。
「ベントレー・コンチネンタルGTスピード」は、W型12気筒エンジンを搭載する「ベントレー・コンチネンタルGT」のハイパフォーマンスバージョン。従来のモデルは、2007年にデビューした。
今回の新型は、2010年9月のパリサロンで2代目を襲名した現行型「コンチネンタルGT」をベースとするもので、これまでの「コンチネンタルGTスピード」(610ps、76.5kgm)を上回る、625ps、81.6kgmを発生する。
“素”の「コンチネンタルGT」と比べた場合、アウトプットは50psと10.2kgmの上乗せとなる。
実際のパフォーマンスは、0-100km/h加速が4.2秒(4.5秒)で、最高速度が329km/h(326km/h)。(※カッコ内は先代モデルの値)
改良が加えられたステアリングやサスペンションを含む、独自のシャシーチューニングが施され、シャープなハンドリングを実現したという。
内外装は基本的に「コンチネンタルGT」のそれを踏襲するが、ダークな色調で仕上げられたフロントグリルやロワーエアインテーク、スパイラル加工が施されたマフラーエンドで差別化が図られる。ドレスアップパーツのセットオプション「Mulliner Driving Specification」も標準で与えられ、さらに質感の高いエクステリアとインテリアが演出されている。
新型「コンチネンタルGTスピード」の受注は日本国内でもすでに始まっており、2012年10月にはデリバリーが開始される見通しだ。
(webCG 関)