「ホンダ・ステップワゴン」がマイナーチェンジ
2012.04.05 自動車ニュース「ホンダ・ステップワゴン」シリーズがマイナーチェンジ
本田技研工業は、ミニバン「ステップワゴン」「ステップワゴン スパーダ」のFF車について、一部仕様を変更。2012年4月12日に発売する。4WD車については、2012年5月の発表・発売を予定。
2009年10月の発売から2年半。ホンダのミニバン「ステップワゴン」シリーズに大幅なテコ入れが実施された。
「ステップワゴン」のエクステリアは、グリルやフロントバンパーの形状を変更。めっきの割合を増やしつつ、より空気抵抗に配慮したデザインが採用された。リアのコンビランプやハイマウントストップランプは、LED化された。
インテリアは、センターパネルやステアリングホイールなどをウォーム系シルバーで、センターパネル下部をダークグレーでそれぞれ整え、落ち着きのある空間を演出したという。
もともと個性的な内外装が特徴のエアロタイプ「ステップワゴン スパーダ」にも化粧直しが実施された。LEDアクセサリーランプを内蔵したフロントグリルや、LEDのハイマウントストップランプを備えるテールゲートスポイラーが採用され、インテリアも、シルバーの加飾パネルなどでドレスアップ。一段と個性が強められた。
さらに今回は、“より特別な存在感をもつグレード”として「ステップワゴン スパーダ Z クールスピリット」も追加設定された。こちらは、専用の17インチアルミホイールや、上質な人工皮革「グランスムース」とスエード調ファブリックからなるコンビシート、本革巻きのステアリングホイールおよびセレクトレバーといった特別装備がポイントになっている。
機能面では、「ステップワゴン」「ステップワゴン スパーダ」ともに、2列目に独立型のキャプテンシートがオプション設定された(=8人乗り→7人乗りに仕様変更できる)のが新しい。
運転席と助手席の間にはウオークスルー可能な折りたたみ式のセンターテーブルが追加されるなど、使い勝手の向上もアピールポイントである。
また今回の変更にあわせて、中・大型車用の新開発CVTを初採用(FF車)。空気抵抗を低減したボディーや、全グレードに与えられるアイドリングストップ機能なども後押しして、燃費はこれまでの13.4km/リッターから15.0km/リッター(ステップワゴンGのFF車。JC08モード値)へと向上した。VSAやヒルスタートアシストといった安全装備も全車標準となった。
マイナーチェンジ後のFF車の価格は、「ステップワゴン」が「G」の218万8000円から「Li」の330万8000円まで。「ステップワゴン スパーダ」が「S」の249万8000円から「Zi」の347万2000円まで。
4WD車については、2012年5月の発表・発売が予定されている。
(webCG 関)
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