ミニバンとしての本質を追求したミドルクラスのパイオニア
【徹底解説】新型ホンダ・ステップワゴン 2022.07.29 ニューモデルSHOWCASE より便利に、より快適にと、ミニバンとしての本質を追求して登場した6代目「ホンダ・ステップワゴン」。シンプルで力強いスタイリングが目を引く新型を、装備の充実度や車内の快適性、燃費、バリエーションの豊富さなど、さまざまな見地から徹底解剖する。箱型ミニバンの躍進を支えた立役者
ホンダ・ステップワゴンは、俗に“5ナンバーワンボックスミニバン”と呼ばれてきたジャンルの一台だ。全長4.7m未満、全幅1.7m未満という日本の5ナンバー枠にボディーを収めつつ、そこに7~8人という“3世代家族全員”が乗れるスペースを確保していたのが特徴だ。
昭和の時代にそうした需要を担っていたのは、商用キャブオーバーバンをベースに内外装を豪華に仕立てたクルマだった。しかし、1996年にその種のバンを持たないホンダが、乗用車専用FFプラットフォームを土台としたステップワゴンを出して以降、様相は一変する。その2年前に発売された「オデッセイ」をキッカケに、日本にはミニバンブームが到来しており、ステップワゴンも大ヒットしたのだ。これを受けて、キャブオーバーバンベースの乗用ワゴンを手がけていたトヨタや日産も、同種のミニバンを次々と投入。ステップワゴンが開拓した市場は一大ジャンルとして定着した。
現在、この市場はステップワゴンと「トヨタ・ノア/ヴォクシー」「日産セレナ」の“三つどもえ”状態にある。しかも、この2022年には1月にノア/ヴォクシーが、5月にはステップワゴンがフルモデルチェンジ。さらに2022年末もしくは2023年の早い時期でセレナもフルモデルチェンジするとのウワサである。そうなれば、同セグメントの3車種すべての新型がそろい踏みすることになり、市場は近年にない盛り上がりになりそうだ。
今回の主役である新型ステップワゴンは、通算6代目のモデルとなる。プラットフォームやパワートレインを先代からキャリーオーバーした改良型ではあるが、ボディーサイズはひとまわり拡大。全幅は全車1730mm、全長は4800~4830mmといずれも3ナンバー枠にはみ出し、初代以来の“5ナンバー~”というキャッチフレーズは使えなくなった。
その分、“押し出し”や内外装の質感は大幅向上したほか、ミニバンの要であるシートも、ベンチシート仕様の2列目以外はすべて新しくなった。また、静粛性や乗り心地も徹底的に磨かれている。
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【ラインナップ】
標準モデルを「エアー」と命名
比較的スタイリングがおとなしく、価格も手ごろな標準系と、いわゆるカスタム系デザインの「スパーダ」という、2系統のモデルが用意されるのは従来どおりである。ただし、新型では標準系スタイルのモデルにも新たに「エアー」という名前が与えられた。
パワートレインは前記のとおり先代の改良型で、1.5リッターターボ車(以下、ガソリン車)と2リッターハイブリッド車(以下、e:HEV)をラインナップ。ガソリン車でのみFFのほか4WDが選べるのも変わりない。シートレイアウトは、2列目に新型キャプテンシートを採用した7人乗りと、ベンチシートの8人乗りの2種類がある。
ラインナップで従来モデルから明確に変わったのは、先代ではスパーダ専用だったe:HEVが標準系のエアーでも選べるようになったことがひとつ。これによって、スタイリングとパワートレイン、そして乗車定員(=2列目のシートタイプ)の組み合わせが、ほぼ自由に選べるようになった。
もうひとつのニュースが、スパーダをベースにプラチナ調クロームグリルや17インチホイール(FFのみ)、スエード調表皮&プライムスムースのコンビシート、2列目シートヒーター、「アダプティブドライビングビーム」などの専用装備を追加した最上級モデル「スパーダ プレミアムライン」が登場したことだ。プレミアムラインは生産終了した上級ミニバン、オデッセイの市場もカバーする役割を担っており、新型ステップワゴンでは唯一、7人乗り専用となる。
【主要諸元】
グレード名 | エアー | エアー | エアー | エアー | スパーダ | スパーダ | スパーダ | スパーダ | スパーダ プレミアムライン |
スパーダ プレミアムライン |
e:HEVエアー | e:HEVエアー | e:HEVスパーダ | e:HEVスパーダ | e:HEVスパーダ プレミアムライン |
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基本情報 | 新車価格 | 299万8600円 | 302万0600円 | 324万0600円 | 326万2600円 | 325万7100円 | 327万9100円 | 347万7100円 | 349万9100円 | 346万2800円 | 365万3100円 | 338万2500円 | 340万4500円 | 364万1000円 | 366万3000円 | 384万6700円 |
駆動方式 | FF | FF | 4WD | 4WD | FF | FF | 4WD | 4WD | FF | 4WD | FF | FF | FF | FF | FF | |
動力分類 | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | |
トランスミッション | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | ― | ― | ― | ― | ― | |
乗車定員 | 7名 | 8名 | 7名 | 8名 | 7名 | 8名 | 7名 | 8名 | 7名 | 7名 | 7名 | 8名 | 7名 | 8名 | 7名 | |
WLTCモード燃費(km/リッター) | 13.9 | 13.9 | 13.3 | 13.3 | 13.7 | 13.7 | 13.1 | 13.1 | 13.2 | 13.1 | 20.0 | 20.0 | 19.6 | 19.6 | 19.5 | |
最小回転半径 | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.7m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.7m | |
エンジン | 形式 | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC | 直列4気筒DOHC |
排気量 | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1496cc | 1993cc | 1993cc | 1993cc | 1993cc | 1993cc | |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 110[150]/5500 | 107[145]/6200 | 107[145]/6200 | 107[145]/6200 | 107[145]/6200 | 107[145]/6200 | |
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 203[20.7]/1600-5000 | 175[17.8]/3500 | 175[17.8]/3500 | 175[17.8]/3500 | 175[17.8]/3500 | 175[17.8]/3500 | |
過給機 | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | ターボチャージャー | なし | なし | なし | なし | なし | |
燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | |
モーター | 最高出力 (kW[PS]) | 135[184]/5000-6000 | 135[184]/5000-6000 | 135[184]/5000-6000 | 135[184]/5000-6000 | 135[184]/5000-6000 | ||||||||||
最高トルク (N・m[kgf・m]) | 315[32.1]/0-2000 | 315[32.1]/0-2000 | 315[32.1]/0-2000 | 315[32.1]/0-2000 | 315[32.1]/0-2000 | |||||||||||
寸法・重量 | 全長 | 4800mm | 4800mm | 4800mm | 4800mm | 4830mm | 4830mm | 4830mm | 4830mm | 4830mm | 4830mm | 4800mm | 4800mm | 4830mm | 4830mm | 4830mm |
全幅 | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | 1750mm | |
全高 | 1840mm | 1840mm | 1855mm | 1855mm | 1840mm | 1840mm | 1855mm | 1855mm | 1845mm | 1855mm | 1840mm | 1840mm | 1840mm | 1840mm | 1845mm | |
ホイールベース | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | 2890mm | |
車両重量 | 1710kg | 1710kg | 1790kg | 1790kg | 1740kg | 1730kg | 1810kg | 1800kg | 1740kg | 1810kg | 1810kg | 1810kg | 1840kg | 1830kg | 1840kg | |
タイヤ | 前輪サイズ | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/55R17 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/55R17 |
後輪サイズ | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/55R17 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/60R16 | 205/55R17 |
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【パワートレイン/ドライブトレイン】
熟成の進んだ1.5リッターターボとe:HEVを搭載
パワーユニットは従来どおり、ガソリンエンジン(1.5リッター直噴ターボ)と2リッターガソリンエンジン+ハイブリッドのe:HEVという2本立てで、ともに過去のモデルの改良版だ。ただし、どちらもオデッセイや「シビック」「CR-V」「アコード」などの主力車種に使われてきた系列で、それらでの開発を経て磨かれた新世代ユニットのひとつと考えてよい。
価格的に手ごろなのはガソリン車だ。この1.5リッターターボエンジンは先代ステップワゴンで世に出た後、新たなモデルに搭載されるごとに改良されてきた。新型ステップワゴンのものは最新のシビックと基本的に共通の「L15C型」だが、ハイオク指定のシビックとは異なり、指定燃料はレギュラーガソリンとなる。長年の熟成によって得た、過給ラグを感じさせないリニアな特性が自慢だという。
それに組み合わせられるCVTに、ブレーキを強めに踏むと一気にレシオを下げてエンジンブレーキを強める「ステップダウンシフト制御」などが組み込まれたのは、昨今のホンダ車に共通する改良点。4WD機構も同様で、電動ポンプで制御する油圧多板クラッチを使ったオンデマンド型のシステムは、「走破性はもはや他社に勝るとも劣らない」と開発陣が胸を張るものである。
e:HEVも、各部のシステムはすべて最新の“第3世代”に刷新されている。数値的な性能にはあまり変化はないが、バッテリーを内蔵するパワーコントロールユニットから最大の熱源となっていたDC-DCコンバーターをなくしたことで、冷却効率を改善。バッテリーの出力を向上させたという。エンジンはクランクシャフトの強化などで静粛性を高めているが、「シビックe:HEV」に搭載される新開発の直噴ユニットではなく、1世代前のポート噴射型である。
ガソリン車がFFで13.2~13.9km/リッター、4WDで13.1~13.3km/リッター、e:HEVが19.5~20.0km/リッターというカタログ燃費に大きな進化は見られないが、「実燃費はそれ以上に改善している」とは開発陣の弁だ。
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【ボディーサイズ/デザイン】
サイズアップとシンプルで力強いデザインがトピック
このジャンルはかつて、狭い日本の交通環境に合致する5ナンバーサイズであることが大きな売りだった。しかし昨今は、その枠をはみ出したカスタム仕様の上級グレードが売れ筋となっていたという。新型ステップワゴンも、あえて5ナンバーという先入観を取り去ったうえで、「現代の市場で受け入れてもらえるサイズはどれくらいか?」を入念に調査したという。その結果として導き出されたのが「全長4.8m、全幅1.73m」というもので、新型ステップワゴンはその調査結果を反映したサイジングとなっている。
ただ先述したとおり、プラットフォーム自体は先代からのキャリーオーバーだ。30mm強の拡幅はすべてデザインのためにあてられており、室内幅は先代と変わらず、トレッドの拡大もホイールのオフセット変更によって行っている。
新型ステップワゴンのデザインに関して、開発責任者からデザイナーへの要請は「とにかくシンプルな箱にしてほしい」というものだった。商品コンセプトに「安心×自由」というキーワードがあるが、力強く頼りがいのあるプロポーションが安心を、そのプロポーションを強調するシンプルな意匠が、場所や人を選ばない自由を表現しているだという。
とくにボンネットの突き出しが明確なフロントまわりや、太いリアクオーターピラー、3ナンバー化で得た張りのあるサイド面、そして低すぎないベルトライン……が安心で自由なデザインのハイライト。ボンネットにはビジュアル上の押し出しだけでなく、車両感覚のつかみやすさにも寄与する工夫がなされているという。
また、先代の自慢だった「わくわくゲート」が廃止されたのも新型ステップワゴンのニュース。その決断には賛否両論あるが、少なくともデザイン上では、サブドアの廃止は力強くシンプルなリアの造形にひと役買っている。
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【インテリア/荷室/装備】
大幅に快適性が高められた3列目シートに注目
すでに何度も触れているとおり、新型ステップワゴンの骨格や走行メカはほぼすべて“従来改良型”で、ゼロから新規に開発されたコンポーネントはない。よって室内空間も大きくは変わっていない。そのかわり、シートや運転席まわりなどに見る調度や機能には、話題の新機軸が満載である。
新型のインテリアは質感向上と運転のしやすさ、安心感の追求が開発のテーマだったそうで、ソフトパッドがあしらわれたダッシュボードは、このクラスではちょっとぜいたくな仕立てだ。また前席に採用されたホンダ最新の「ボディースタビライジングシート」を筆頭に、フル液晶メーター、ステアリングホイール、e:HEVのシフトスイッチ、角度が改良されたペダルなど、運転席のインターフェイスはことごとく新しい。
2列目のキャプテンシートと3列目シートも新設計で、まずは1列目より2列目、さらに3列目……と着座位置が高まる“スタジアムレイアウト”の度合いをさらに強めている。また、前後ロングスライドと横方向のスライドを組み合わせたセカンドキャプテンシートは、前方向へのスライド量も拡大。2列目チャイルドシートの子供を前席から世話できるようにしたのも新しい。
ただ、最大のハイライトは3列目かもしない。新型ステップワゴンではその設計を“最高の特等席”というコンセプトで見直し、大人の長時間乗車に耐えられるよう座面の厚みや背もたれのサイズを大きくしている。ステップワゴンの3列目といえば、トヨタや日産の左右跳ね上げ式とは異なる床下収納が伝統的な特徴だ。その点については、さらに操作性を軽くするなどの改良を加えつつ、伝統の収納方式を踏襲した。
先述のとおり、先代最大の特徴だったわくわくゲートはこの新型ステップワゴンでは廃止され、バックドアは一般的なハッチゲート式に戻されている。そのかわりとして、パワーテールゲート仕様には、開閉途中の好きな角度でゲートをストップできる機能が追加された。ただし新型ノア/ヴォクシーのように、手動式のテールゲートに途中で開口を止めるような機能は備わっていない。
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【バイヤーズガイド】
「エアー」にも充実装備の仕様があれば……
新型ステップワゴンのグレード構成は、シンプルではあるが自由度が大きい。大きくいうと「エアー」「スパーダ」「スパーダ プレミアムライン(以下、プレミアムライン)」という3つのグレードがあり、全車でガソリンFF、ガソリン4WD、e:HEVという3つのパワートレイン+駆動方式と、7人乗りと8人乗りのシートレイアウトが自由に選べる。唯一の例外は、「プレミアムライン」では8人乗りが選べないだけだ。
予防安全・運転支援システムも、先行車や対向車の状況に応じてヘッドライトの照射範囲を細かく制御するアダプティブドライビングビームが「プレミアムライン」専用装備となる以外は、差別化されていない。よって、安全装備の充実度でグレード選びが制限される心配もほぼない。
「エアー」のシンプル&クリーンなデザインを好む向きもあろうが、注意が必要なのは、「エアー」はやはりベーシックグレードであるということだ。本革巻きのステアリングホイールやパワーテールゲート、前席シートヒーター、7人乗りの2列目オットマンなど、人によっては必須アイテムになりそうな装備が付くのは「スパーダ」以上で、「エアー」ではオプションでもこれらが入手できないのはちょっと残念だ。
個人的に「エアー」のデザインにはひかれつつも、革巻きステアリングとシートヒーターは必須の装備で、またミニバン特有の巨大なテールゲートはやはり電動パワー式であってほしいという筆者の場合、必然的に「スパーダ」以上のグレードを選ぶしかない。加えて、新型の2列目キャプテンシートはクッション厚が増して座り心地も改善されているそうなので、シートレイアウトは7人乗りが好ましい。パワートレインは好みと予算で選べばいいと思うが、最近のホンダの4WDは、雪道だけでなく雨や強風のもとでの走行安定性も上がっている。というわけで、筆者が個人的に購入するとすれば、「スパーダ」のガソリン4WDが最有力となるだろう。
(文=佐野弘宗/写真=向後一宏、荒川正幸、本田技研工業/編集=堀田剛資)
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。