「ディスカバリー」2014年モデルはV6 SC搭載

2013.11.13 自動車ニュース webCG 編集部

「ランドローバー・ディスカバリー」


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「ランドローバー・ディスカバリー」2014年モデルは3リッターV6 SCエンジン搭載

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2013年11月12日、「ランドローバー・ディスカバリー」の2014年モデルについて仕様と価格を発表し、予約受付を開始した。

 

2014年モデルは、これまでの「ディスカバリー4」から「ディスカバリー」に名称を変更。また従来の5リッターV8自然吸気エンジンに代えて、新たにスーパーチャージャー付き3リッターV6エンジンを採用した。このエンジンは、340ps/6500rpmの最高出力と、45.9kgm/3500rpmの最大トルクを発生。トランスミッションも従来の6段ATからパドルシフトを備えたZF社製8段ATに変更している。
これらの改良により、2014年モデルの燃費性能は7.4km/リッター(JC08モード)となった。

4WDシステムも変更しており、副変速機を持たないシングルスピード・トランスファーボックスを全車標準装備とした。このシステムは、高いオフロード性能を必要としないユーザーを想定したもので、従来のトランスファーボックスから20kgの軽量化を実現。これにともない、「テレインレスポンス」の岩場モードと「4X4インフォメーション」はオプション扱いとなった。
また、オフロード性能を重視するユーザーのために、従来の副変速機付きトランスファーボックス(ハイ及びローレンジ)もオプションで用意している。

エクステリアデザインについては、バンパー上部をよりフラットでシャープな形状としたほか、ロワグリルを大型化するなど、フロントマスクを中心に一部を変更。新デザインのアルミホイールやドアミラー、ヘッドランプ、テールランプ、フォグランプを採用した。

また、小川や冠水した道路などを走行する際に、水深が深すぎるとドライバーに警告を発する「ウェイドセンシング」機能を採用するなど、機能装備も強化。駐車スペースから後退して車両を出す際に、衝突の可能性を察知するとドライバーに警告を発する「リバーストラフィック・ディテクション」や、自車の左右後方を監視する「ブラインドスポットモニター」を新たに設定した。

このほかにも、オーディオには「レンジローバー」シリーズと同じくMeridian製のプレミアムオーディオシステムを採用。ベースグレードの「SE」には11個のスピーカーを搭載した出力380Wのシステムを、上級グレード「HSE」には17個のスピーカーを搭載した出力825Wの「Meridianサラウンドシステム」を標準装備している。

ハンドル位置は右のみ。価格は「SE」が676万円、「HSE」が796万円となる。

(webCG)
 

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