「ディスカバリー」の2026年モデル登場 新グレード「GEMINI」と20台限定の特別仕様車も導入
2025.05.21 自動車ニュース![]() |
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年5月19日、SUV「ディスカバリー」の2026年モデルを発表し、注文受け付けを開始した。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ディスカバリーの2026年モデルでは、同モデルイヤー限定グレード「GEMINI(ジェミナイ)」をラインナップし全4グレード展開としたほか、特別仕様車「TEMPEST CURATED FOR JAPAN(テンペスト キュレーテッドフォージャパン)」が20台限定で導入される。
ジェミナイという限定グレードの名称は、同社が1989年の初代ディスカバリーに搭載したディーゼルエンジン「TDi」のコードネーム「PROJECT GEMINI」から採用されたもの。TDiはパワフルかつ燃費が良く、後に「ディフェンダー」にも搭載され、ランドローバーを代表するパワーユニットのひとつとなった。
今回導入されたジェミナイでは、外板色「セドナレッド」がディスカバリーで初めて選択できるようになり、コントラストルーフやフロント&リアバンパー、フェンダーベントインサートが「ナルヴィックグロスブラック」に塗られる。フロントグリルには「アトラス&ナルヴィックグロスブラック」を用いた専用アイテムが採用された。
グロスライトシルバーでダイヤモンドターンドフィニッシュの「21インチ“スタイル7001”アロイホイール」が標準で装備されるのも同グレードの特徴で、ドアピラーバッジとトレッドプレート、インテリアフィニッシャーには六角形を組み合わせたジェミナイ専用グラフィックが採用される。
ディスカバリー2026年モデルに搭載されるパワーユニットは、従来モデルと同じく最高出力350PS、最大トルク700N・mの3リッター直6「インジニウム」ディーゼルターボで、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。トランスミッションは8段ATとなる。
2026年モデルとして導入されるディスカバリーのラインナップと価格は以下のとおり。
- S D350:998万円
- ダイナミックHSE D350:1157万円
- ジェミナイD350:1138万円
- メトロポリタンエディションD350:1277万円
20台限定で導入される特別仕様車のディスカバリー・テンペスト キュレーテッドフォージャパンは、ディスカバリーの第2世代に用いられたコードネーム「PROJECT TEMPEST(プロジェクト テンペスト)」からネーミングされたもの。「メトロポリタンエディションD350」がベース車となる。
ディスカバリーでは初採用となる「マットプロテクティブフィルム」を施した「カルパチアングレイ(プレミアムメタリック)」の外板色に、同じく同車初採用となる「ペトラカッパー」のアクセントカラーを、コントラストルーフとボンネット&テールゲートレタリング、フェンダーベントインサートに用いたエクステリアが特徴で、エボニー(エクステンデッドウィンザーレザー)でまとめられたインテリアも目を引く。
足もとは「グロスブラック&カッパーティンテッドラッカー」のカラーと、ダイヤモンドターンドフィニッシュが特徴となる「22インチ“スタイル5124”アロイホイール」で引き締められる。
テンペスト キュレーテッドフォージャパンの専用グラフィックがドアピラーやトレッドプレート、インテリアフィニッシャー、パドルランプに用いられたほか、「コールドクライメートパック」やWi-Fi接続(データプラン付き)、「ディプロイアブルサイドステップ」が採用されるのも同モデルのトピックである。価格は1330万円。
(webCG)