「ディスカバリー」の2026年モデル登場 新グレード「GEMINI」と20台限定の特別仕様車も導入

2025.05.21 自動車ニュース webCG 編集部
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ディスカバリー(2026年モデル)
ディスカバリー(2026年モデル)拡大

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年5月19日、SUV「ディスカバリー」の2026年モデルを発表し、注文受け付けを開始した。

「ディスカバリー」では初採用となる外板色「セドナレッド」が選択できる2026年モデル限定グレード「GEMINI(ジェミナイ)」。車両本体価格は1138万円。
「ディスカバリー」では初採用となる外板色「セドナレッド」が選択できる2026年モデル限定グレード「GEMINI(ジェミナイ)」。車両本体価格は1138万円。拡大
「ジェミナイ」のフロントグリルには「アトラス&ナルヴィックグロスブラック」を用いた専用アイテムが採用される。
「ジェミナイ」のフロントグリルには「アトラス&ナルヴィックグロスブラック」を用いた専用アイテムが採用される。拡大
ドアピラーバッジとトレッドプレート、インテリアフィニッシャーには六角形を組み合わせた「ジェミナイ」専用グラフィックが備わる。
ドアピラーバッジとトレッドプレート、インテリアフィニッシャーには六角形を組み合わせた「ジェミナイ」専用グラフィックが備わる。拡大
グロスライトシルバーでダイヤモンドターンドフィニッシュの「21インチ“スタイル7001”アロイホイール」が「ジェミナイ」に標準で装備される。
グロスライトシルバーでダイヤモンドターンドフィニッシュの「21インチ“スタイル7001”アロイホイール」が「ジェミナイ」に標準で装備される。拡大
20台限定で導入される「ディスカバリー」2026年モデルの特別仕様車「テンペスト キュレーテッドフォージャパン」。車両本体価格は1330万円。
20台限定で導入される「ディスカバリー」2026年モデルの特別仕様車「テンペスト キュレーテッドフォージャパン」。車両本体価格は1330万円。拡大
「ディスカバリー・テンペスト キュレーテッドフォージャパン」では、「ペトラカッパー」のアクセントカラーを外装に採用。
「ディスカバリー・テンペスト キュレーテッドフォージャパン」では、「ペトラカッパー」のアクセントカラーを外装に採用。拡大
「テンペスト キュレーテッドフォージャパン」専用のグラフィックがインテリアフィニッシャーやトレッドプレートなどに用いられる。
「テンペスト キュレーテッドフォージャパン」専用のグラフィックがインテリアフィニッシャーやトレッドプレートなどに用いられる。拡大
「グロスブラック&カッパーティンテッドラッカー」のカラーと、ダイヤモンドターンドフィニッシュが特徴となる「22インチ“スタイル5124”アロイホイール」を標準装備としている。
「グロスブラック&カッパーティンテッドラッカー」のカラーと、ダイヤモンドターンドフィニッシュが特徴となる「22インチ“スタイル5124”アロイホイール」を標準装備としている。拡大

ディスカバリーの2026年モデルでは、同モデルイヤー限定グレード「GEMINI(ジェミナイ)」をラインナップし全4グレード展開としたほか、特別仕様車「TEMPEST CURATED FOR JAPAN(テンペスト キュレーテッドフォージャパン)」が20台限定で導入される。

ジェミナイという限定グレードの名称は、同社が1989年の初代ディスカバリーに搭載したディーゼルエンジン「TDi」のコードネーム「PROJECT GEMINI」から採用されたもの。TDiはパワフルかつ燃費が良く、後に「ディフェンダー」にも搭載され、ランドローバーを代表するパワーユニットのひとつとなった。

今回導入されたジェミナイでは、外板色「セドナレッド」がディスカバリーで初めて選択できるようになり、コントラストルーフやフロント&リアバンパー、フェンダーベントインサートが「ナルヴィックグロスブラック」に塗られる。フロントグリルには「アトラス&ナルヴィックグロスブラック」を用いた専用アイテムが採用された。

グロスライトシルバーでダイヤモンドターンドフィニッシュの「21インチ“スタイル7001”アロイホイール」が標準で装備されるのも同グレードの特徴で、ドアピラーバッジとトレッドプレート、インテリアフィニッシャーには六角形を組み合わせたジェミナイ専用グラフィックが採用される。

ディスカバリー2026年モデルに搭載されるパワーユニットは、従来モデルと同じく最高出力350PS、最大トルク700N・mの3リッター直6「インジニウム」ディーゼルターボで、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせる。トランスミッションは8段ATとなる。

2026年モデルとして導入されるディスカバリーのラインナップと価格は以下のとおり。

  • S D350:998万円
  • ダイナミックHSE D350:1157万円
  • ジェミナイD350:1138万円
  • メトロポリタンエディションD350:1277万円

20台限定で導入される特別仕様車のディスカバリー・テンペスト キュレーテッドフォージャパンは、ディスカバリーの第2世代に用いられたコードネーム「PROJECT TEMPEST(プロジェクト テンペスト)」からネーミングされたもの。「メトロポリタンエディションD350」がベース車となる。

ディスカバリーでは初採用となる「マットプロテクティブフィルム」を施した「カルパチアングレイ(プレミアムメタリック)」の外板色に、同じく同車初採用となる「ペトラカッパー」のアクセントカラーを、コントラストルーフとボンネット&テールゲートレタリング、フェンダーベントインサートに用いたエクステリアが特徴で、エボニー(エクステンデッドウィンザーレザー)でまとめられたインテリアも目を引く。

足もとは「グロスブラック&カッパーティンテッドラッカー」のカラーと、ダイヤモンドターンドフィニッシュが特徴となる「22インチ“スタイル5124”アロイホイール」で引き締められる。

テンペスト キュレーテッドフォージャパンの専用グラフィックがドアピラーやトレッドプレート、インテリアフィニッシャー、パドルランプに用いられたほか、「コールドクライメートパック」やWi-Fi接続(データプラン付き)、「ディプロイアブルサイドステップ」が採用されるのも同モデルのトピックである。価格は1330万円。

(webCG)

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