カロッツェリア「AVIC-RL09」
オープン価格(市場想定価格14万5000円前後)

高性能を楽に使いこなす新たな武器はスマートコマンダー

カロッツェリア「AVIC-RL09」
オープン価格(市場想定価格14万5000円前後)

高性能を楽に使いこなせるカロッツェリアの楽ナビがフルモデルチェンジ。「クルマ最適発想」をコンセプトに、運転中と停車中、それぞれに操作のしやすさを考え、導いた答えがスマートコマンダーの採用だ。

これがスマートコマンダー。スティック&ロータリーボタンを中心に上下に2つずつ、計4つのボタンが並ぶ。走行中のブラインド操作が可能。

■「楽」をコンセプトに進化

操作が「楽」で「楽」しくドライブできるカーナビを目指してボイスコントロールを搭載した初代「楽ナビ」が誕生してから早くも25年以上が経過。この間、操作が「楽」という基本コンセプトは変えずに、絶えず新しいものに挑戦。中には、前作のエアージェスチャーのように「んっ?」と思ってしまうインターフェイスがなかったわけではないが、一貫して多彩な機能を「楽」に使いこなせることを目指し続けている。

そんなカロッツェリア楽ナビの最新モデルは、8V型大画面モデルが登場したことに話題は集中しているが、操作系ではスマートコマンダーの採用こそ注目すべきだ。コンセプトは「クルマ最適発想」。操作のしやすさは運転中と停車中ではまったく違う。停車中なら画面のタッチパネルの操作で問題は何もないが、運転中だとそうはいかない。画面を凝視するわけにはいかないし、路面の凸凹に応じて体が揺れたりするわけで、操作が楽とはいえない。このように、運転中か停車中か、状況に応じて楽に使えるインターフェイスを提供しようというのが「クルマ最適発想」であり、スマートコマンダーの採用というわけだ。