三菱が「ミラージュ」に1.2リッター車を追加
2014.12.26 自動車ニュース ![]() |
三菱が「ミラージュ」に1.2リッターの新グレードを追加
三菱自動車は2014年12月25日、コンパクトカー「ミラージュ」に一部改良を実施し、販売を開始した。
■1.2リッターエンジンを搭載した新たな上級グレード
今回の改良では、新グレードとして「1.2G」を追加設定した。同車は既存の上級グレード「G」をベースに、アイドリングストップ機構付きの1.2リッター直列3気筒エンジンを搭載したもので、最高出力は78ps、最大トルクは10.2kgm、燃費は25.0km/リッター(JC08モード)となっている。また、同グレードの登場にともない、1リッター車の上級グレードについては、名称をGから「1.0G」に変更した。
機能・装備の強化も図っており、エクステリアでは可倒式ショートアンテナを全車に採用したほか、サイドターンランプ付きドアミラーを1.0Gに標準装備、「M」「S」に寒冷地仕様とのセットでオプション設定した。
一方インテリアでは、1.0Gのステアリングホイールとシフトノブを本革巻きとしたほか、これまでGのみに採用していたメーターリングやエアコン吹き出し口などのシルバーアクセントを、M、Sにも採用。1.0GとMでは、エアコンパネルの加飾をクロムメッキ化するとともに、パワーウィンドウスイッチパネルとシフトパネルを新たにピアノブラック調とした。
収納関係では、運転席インパネアンダートレイを新たに設定するとともに、1.0GとMではコンソールトレイを大型化。コンソールトレイ内には、USBケーブルなどの取り出し口を設けた。このほかにも、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステム、イモビライザー、オートライトコントロールを、1.0Gに加えてMにも標準で採用。廉価グレードのSには、一部の装備を省くことでより価格を抑える「ビジネス向けパッケージ」をオプション設定した。
なお、1.2Gの装備はおおむね1.0Gに準じたものだが、1.2Gではフロントフォグランプが標準装備であったり、ひとまわり大きな15インチのホイールを装着していたり、フロントの足まわりにスタビライザーを備えていたりと、各所で差別化が図られている。
ボディーカラーは新色の「チタニウムグレーメタリック」を含む全8色。ラインナップと価格は以下の通り。
・S:118万8000円(「ビジネス向けパッケージ」を選択した場合は113万1840円)
・M:131万7600円
・1.0G:138万240円
・1.2G:144万5040円
(webCG)