ホンダジェットを日本で初披露
2015.04.24 自動車ニュース ![]() |
「ホンダジェット」を日本で初披露
2015年4月23日、本田技研工業の航空機事業子会社であるホンダエアクラフトカンパニーが開発した「HondaJet(ホンダジェット)」が、羽田空港で報道関係者に公開された。
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■価格は5億4000万円
ホンダジェットとは、最大定員が7人の小型ビジネスジェット機である。軽量なカーボン複合材による一体成型のボディーや、小型で高出力のターボファンエンジン「HF120」、2基のエンジンを主翼上面に搭載するユニークなレイアウトなどが特徴となっており、優れた飛行性能や燃費性能、静粛性、クラス最大の荷物室容量を実現しているという。機体のサイズは全長×全幅×全高=12.99×12.12×4.54m。開発は1997年に始まり、米国では2006年10月に受注を開始。2015年3月に米国連邦航空局から事前型式証明を取得している。価格は450万ドル(約5億4000万円)。
今回の発表は、2015年4月25日にスタートする「HondaJet World Tour in Japan 2015」に合わせて行われたもので、ホンダジェットの実機が日本で公開されるのはこれが初となる。今後は仙台、神戸、熊本、岡南、成田の各飛行場・空港で展示とデモフライトを実施。ツアー全体では、日本を含む13カ国以上を訪問し、総計4万8000km以上を飛行する予定となっている。
(webCG)