マクラーレンが570Sと540Cを本邦初公開

2015.06.04 自動車ニュース
日本初公開された「マクラーレン570Sクーペ」。世界初公開は2015年3月のニューヨークオートショー。
日本初公開された「マクラーレン570Sクーペ」。世界初公開は2015年3月のニューヨークオートショー。 拡大

マクラーレンが「570S」と「540C」を本邦初公開

マクラーレン・オートモーティブ・アジアは2015年6月4日、新型スポーツカー「570Sクーペ」と「540Cクーペ」を日本で初公開した。価格は570Sが2556万円で、540Cが2188万円。

「570Sクーペ」のサイドビュー。
「570Sクーペ」のサイドビュー。 拡大
「マクラーレン540Cクーペ」。2015年4月の上海モーターショーで世界初公開された。
「マクラーレン540Cクーペ」。2015年4月の上海モーターショーで世界初公開された。 拡大
「540Cクーペ」のリアビュー。
「540Cクーペ」のリアビュー。 拡大
発表会にはマクラーレンの創始者であるブルース・マクラーレン氏の娘、アマンダ・マクラーレン氏が“ブランドアンバサダー”として出席した。
発表会にはマクラーレンの創始者であるブルース・マクラーレン氏の娘、アマンダ・マクラーレン氏が“ブランドアンバサダー”として出席した。 拡大
写真左から、マクラーレン・オートモーティブ・アジアの名取雅裕オペレーションマネジャー、英マクラーレンのロバート・メルヴィル チーフデザイナー、アマンダ・マクラーレン氏、そして英マクラーレンのデイビッド・マッキンタイヤー アジア太平洋地域担当リージョナルディレクター。
写真左から、マクラーレン・オートモーティブ・アジアの名取雅裕オペレーションマネジャー、英マクラーレンのロバート・メルヴィル チーフデザイナー、アマンダ・マクラーレン氏、そして英マクラーレンのデイビッド・マッキンタイヤー アジア太平洋地域担当リージョナルディレクター。 拡大

■「スポーツシリーズ」の投入で販売拡大を狙う

570Sクーペと540Cクーペは、マクラーレンの新しいモデル戦略上では「スポーツシリーズ」と呼ばれるベーシックなモデルラインに属する。いずれも3.8リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、その最高出力は車名にもあるとおり570Sでは570ps、540Cでは540psとされる。動力性能は0-100km/h加速が順に3.2/3.5秒、最高速は同328/320km/h。

また、両モデルには、乗降性など日常の使い勝手にも重点を置いてデザインされたモノセルIIと呼ばれるカーボン製シャシーが用いられている。このシャシーはボディーの軽量化にも貢献しており、車重は570Sで1313kg、540Cでは1311kg(いずれも乾燥重量)に抑えられている。

マクラーレンのモデルラインには、スポーツシリーズのほかに、よりスポーティーな「スーパーシリーズ」と「アルティメットシリーズ」がある。スポーツカーとしてベーシック、かつピュアな位置付けのスポーツシリーズは、一般公道だけでなくサーキットでも高い操作性を誇るのが特徴。サスペンション設定は「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の3種類から選択でき、ノーマルでは洗練された走りを、スポーツおよびトラックではサーキット向けのスポーティーな走りを堪能できるという。これら2台はエンジンのパワーが異なるだけでなく、570Sより540Cに「より日常的な運転に焦点を当てたダンパーチューニングを施した」(英マクラーレン)とのことだ。

マクラーレンは2014年に全世界で約1600台を販売した。今回お披露目したスポーツシリーズは拡大路線をとる同社にとって非常に重要なモデルであり、このシリーズをラインナップに加えることで、「生産台数を従来の2倍以上にしたい」と、英マクラーレンのアジア太平洋地域担当リージョナルディレクターであるデイビッド・マッキンタイヤー氏は語った。

また同氏は、「(販売台数で見ると)日本はマクラーレンにとって世界で5番目のとても大事な市場」と強調し、「(スポーツシリーズの上位モデルである)スーパーシリーズはイタリアのスーパーカーを所有しているようなお客さまを対象にしている。それに対して今回のスポーツシリーズはドイツのスポーツカーを所有しているような方々を対象に考えている」と語った。

(webCG)

関連キーワード:
570S, 540C, マクラーレン, 自動車ニュース

マクラーレン 570S の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • マクラーレン・セナ 2018.2.13 画像・写真 英マクラーレンはジュネーブショー2018で“アルティメットシリーズ”の最新作「セナ」を発表する。800psの4リッターV8ツインターボエンジン搭載。500台の限定車で、車両価格は67万5000ポンド(約1億0100万円)。その姿を画像で紹介する。
  • フェラーリ・ローマ(FR/8AT)【試乗記】 2020.11.18 試乗記 近年のフェラーリとは大きくイメージの異なる、エレガントで女性的なデザインをまとう新型4シーター「ローマ」。果たして、どんな走りが味わえるのか? 紅葉まっさかりの日本の道で、美しき跳ね馬にむちを入れた。
  • フェラーリF8トリブート(MR/7AT)【試乗記】 2020.10.14 試乗記 「フェラーリF8トリブート」に試乗。一般公道で試す限り、この最新ミドシップベルリネッタの仕上がりに隙はまったく見られない。純粋な内燃機関車としては最後のV8モデルといううわさがあるが、その真偽は別に、フェラーリはこれでひとつの頂点に達したといえるだろう。
  • マクラーレン720Sラグジュアリー(MR/7AT)【試乗記】 2018.1.23 試乗記 最新のカーボンファイバーシャシーや最高出力720psのターボエンジンが与えられた、マクラーレンの中核モデル「720S」に試乗。歴代のマクラーレンを含む、さまざまなスーパースポーツに接してきた清水草一が、その実力を報告する。
  • ポルシェ・パナメーラ ターボS(4WD/8AT)【試乗記】 2021.3.20 試乗記 大幅改良を受けた「ポルシェ・パナメーラ」のラインナップの中から、最高出力630PSの4リッターV8ターボエンジンを搭載した「ターボS」に試乗。ニュルブルクリンク北コースで“エグゼクティブカー”の最速タイムを記録したという、その実力の一端に触れた。
ホームへ戻る