フォードがエクスプローラーを大幅改良
2015.10.07 自動車ニュース![]() |
フォードが「エクスプローラー」を大幅改良
フォード・ジャパン・リミテッドは2015年10月7日、マイナーチェンジを施した「エクスプローラー」を発表した。発売は10月31日。
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■2リッターエコブーストエンジンが2.3リッターに
今回のマイナーチェンジでは、「Rugged(ラギッド=力強さ)」というキーワードの下、外装デザインを刷新し、より存在感のあるフロントグリルやLEDヘッドランプを装備したほか、新デザインのルーフレールやリアスポイラーなどを採用して空力性能も改善した。
一方、内装では新開発のドアシールを採用して室内の静粛性を向上させたほか、上級グレードの「リミテッド」と「タイタニアム」では1列目にマッサージシートを、2列目にシートヒーターを装備するなど、質感と快適性を向上させている。
エンジン/パワートレインでは、FFモデル「XLTエコブースト」のエンジンを2リッターから2.3リッターに変更した。従来の2リッターエコブーストと比べて出力とトルクを大幅に向上させながら(243→261ps、37.3→42.8kgm)、JC08モード燃費を約5%改善した(8.2→8.6km/リッター)。
また6段セレクトシフトATには、ステアリングから手を離さずにマニュアル感覚でシフト操作ができるシフトパドルを新たに採用。これに伴い、従来の「サムシフト」(シフトノブに設けられたマニュアル変速用のスイッチ)は廃止した。
装備面ではスマート・キーレスエントリーシステムを全モデルで標準装備としたほか、リミテッドとタイタニアムではリアバンパー下をキックするだけでテールゲートを開閉できるハンズフリー・パワーリフトゲートを採用した。
安全面においては、従来のRSC(ロールスタビリティーコントロール)付きアドバンストラック、コースアウトを防ぐカーブコントロール、7つのエアバッグを各種センサーで状況に応じて適切に作動させるパーソナル・セーフティー・システムなどに加え、タイヤ空気圧モニターや、BLIS with CTA(クロストラフィック・アラート)を全車標準装備としたほか、リミテッドとタイタニアムには180度スプリットビュー・フロントカメラ&リアビューカメラ(ウォッシャー機能付き)を追加して安全性を高めた。
さらに2016年には、370psと48.3kgmを生み出す3.5リッターV6エコブーストエンジン(ツインターボ)搭載の4WD高性能グレード「タイタニアム」をラインナップに加える予定。最上級のニルヴァーナレザーを用いたシートや、新開発のオーディオ(ソニー製。出力500Wの12スピーカーシステム)を搭載するなど、インテリアはクラフトマンシップを感じさせるものになっているという。
ハンドル位置は左のみ。車両価格は以下のとおり。
・エクスプローラーXLTエコブースト(2.3 直4ターボ/FF):489万円
・エクスプローラーXLT(3.5 V6自然吸気/4WD):489万円
・エクスプローラー リミテッド(3.5 V6自然吸気/4WD):575万円
(webCG)