0-100km/hは4.3秒、アウディがRS 3を発売
2015.10.11 自動車ニュース![]() |
0-100km/hは4.3秒、アウディが「RS 3スポーツバック」を日本に導入
アウディジャパンは2015年10月10日、「RS 3スポーツバック」を同年10月20日に発売すると発表した。価格は756万円。
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■最高出力367psの直5ターボエンジンを搭載
RS 3スポーツバックは、Cセグメントハッチバック車「A3スポーツバック」をベースとした、高性能スポーツモデルである。開発には、アウディのモータースポーツ活動をサポートするquattro GmbHが参画。今回のモデルは2代目にあたるが、日本で販売されるのは、これが初となる。
エンジンは2.5リッター直列5気筒TFSI(直噴ターボ)で、367psの最高出力と47.4kgmの最大トルクを発生。トランスミッションにはデュアルクラッチ式ATの7段Sトロニックを組み合わせている。
また、駆動システムには動力伝達に電子制御の油圧式多板クラッチを採用したフルタイム4WDを採用しており、状況に応じて50%から100%の駆動力を後輪に配分。走行モード切り替え機構「Audiドライブセレクト」で「ダイナミック」モードを選択し、さらにESCのモードを「sport」とした場合は、後輪への駆動力伝達がより素早く、多く行われるように制御が切り替わるという。
これらの技術の採用により、RS 3スポーツバックは0-100km/h加速が4.3秒という動力性能を実現している。
シャシーについても手を加えており、トレッドをフロントで25mm、リアで10mm拡幅したほか、サスペンションやブレーキも同車専用にチューニング。車高はベース車より25mmダウンしている。タイヤサイズは前後共通で235/35R19。ステアリング機構にはギア比が15.3から10.9までの間で変化するプログレッシブステアリング(電動パワーアシスト付き)を搭載しており、クイックでダイレクト感のあるステアリング操作を楽しむことができるという。
■専用の外装パーツと張り出したフェンダーが目印
ベース車とは内外装の面でも差別化を図っており、エクステリアでは他のRSモデルと同じくハニカムパターンのシングルフレームグリルを採用。大きなエアインテークを備えたフロントバンパーや、リアディフューザー、大きく張り出した前後フェンダー、専用デザインの19インチホイールなども同車の特徴となっている。
一方インテリアでは、専用デザインのスポーツシート、ステアリングホイール、セレクターレバー、メーターパネルなどを採用。内装色はブラックのみで、シートカラーはブラックのほか、オプションのRSスポーツシートには、シルバーとグレーのコンビネーションも用意している。
同車の導入について、アウディジャパン マーケティング本部長のマイケル・ローへ氏は「モータースポーツはアウディの根幹であり、RSモデルはそれを象徴する存在。BMWの『M』やメルセデスの『AMG』がそれだけでブランドとして認知されているように、日本においてRSのブランドを確立したい」と述べた。
(webCG)
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