最小のMモデルBMW M2クーペの受注始まる

2016.01.12 自動車ニュース webCG 編集部
「BMW M2クーペ」
「BMW M2クーペ」 拡大

最小のMモデル「BMW M2クーペ」の受注始まる

BMWジャパンは2016年1月12日、コンパクトなスポーツクーペ「BMW M2クーペ」の予約注文受付を開始した。デリバリーの開始時期は、同年5月になる見込み。

M2クーペは、BMWの高性能モデルを手がけるBMW M社が開発した新型車。1985年に誕生した初代「BMW M3」や1973年の「BMW 2002ターボ」の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなBMW Mモデルとされる。

ベースとなるのは「BMW 2シリーズ」。ボディーの前後には、空力性能を高めるためのスポイラーが装着され、さらに、鍛造の19インチのMアロイホイールや大きく張り出したフェンダーが与えられる。トレッドも、前が70mm、後ろは65mm拡幅されている。

フロントには「自然吸気エンジンのような官能的な吹けあがり」を持ち味とする3リッター直6ターボエンジンが縦置きされる。最高出力は370ps/6500rpmで、最大トルクは47.4kgm/1400-5560rpm。オーバーブースト時には、最大トルクは51.0kgmにまで高められる。

組み合わされるトランスミッションは7段のデュアルクラッチ式「M DCT Drivelogic」で、駆動方式はFR。足まわりには軽量な専用設計の前後サスペンションや、最高の制動力をうたう「Mコンパウンドブレーキシステム」がおごられる。
エンジンからの駆動力を左右リアホイールに対して理想的な割合で分配できる「アクティブMディファレンシャル」も装備。約50:50の前後重量配分と相まって、俊敏なハンドリングと卓越したロードホールディング性能を提供するという。

インテリアでは、ブルーステッチとMロゴのエンボス加工を特徴とするダコタレザーのスポーツシートや、専用カーボンファイバートリム、アルカンターラ仕上げのドアパネルが見どころ。
レーンディパーチャーウオーニングや前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキなどの安全装備や、事故時の救急対応や車両メンテナンスをサポートする機能も備わっている。

価格は、770万円。

(webCG)

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