「BMW M2」のさらなるハードコアモデル「M2 CS」限定発売
2025.10.31 自動車ニュース 拡大 |
BMWジャパンは2025年10月29日、台数87台限定のハイパフォーマンスモデル「BMW M2 CS」の国内導入を発表。同日、注文の受け付けを開始した。デリバリーの開始時期は、同年11月以降になる見込み。
BMW M2 CSは、既存の「BMW M2」をベースに、走行性能のさらなる向上を追求したモデル。車名の「CS」は「Competition Sport（コンペティション スポーツ）」を示している。
車体については、ルーフやトランクリッド、ドアミラーキャップ、ディフューザーにCFRP（炭素繊維強化プラスチック）を採用するなどして、M2比で約30kgの軽量化を実現。レッドキャリパーのカーボンセラミックブレーキや、トランクリッドなどに見られる専用バッジも、外観上の特別感を演出するアイテムだ。
インテリアにおいては、センターマーク付きのMアルカンターラステアリングホイールや、Mカーボンファイバートリム、専用CFRP製センターコンソール、「CS」ロゴイルミネーションが備わるほか、前席にMカーボンバケットシートを採用するなどレーシーな仕立てとなっている。リアには2人分の乗車スペースも確保され、日常性も確保しているとアピールされる。
パワーユニットはM2の3リッター直6ターボエンジンがベース。ブーストアップなどのチューニングを施すことで、M2比で50PS増しとなる最高出力530PS、同50N・m増しの最大トルク650N・mを発生。前述の軽量化と相まって、0-100km/h加速3.8秒（欧州仕様車の場合）というパフォーマンスを実現している。
シャシーについても、専用のエンジンマウントを装着し、DSC/MDMのセッティングを変更したうえで、足まわりのローダウンを実施。“サーキットにおける究極のドライビング性能”を追求したという。
価格はBMW M2の470万円高となる1488万円。AT仕様のみが設定される。
（webCG）
