STI Performance ConceptはSTIのパーツビジネスとコンプリートカービジネス、モータースポーツといった活動を表現したコンセプトカー。STI製サスペンション、ブレーキ、内外装部品などを装着し、1台のモデルとして提示する。SUPER GT用のEJ20型2リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、STIの活動を象徴するモデルに仕立てた。
「SUBARU XV HYBRID STI CONCEPT」は、「SUBARU XV HYBRID」のスポーティー&カジュアルなデザインや、ハイブリッドによる軽快な走りに、STIブランドのスポーティーさを融合させ「ワクワク」する愉しさを表現したコンセプトモデル。
エクステリアは、ボディーカラーにオレンジのアクセント色を添えて、アクティブかつスポーティーなイメージに。インテリアはオレンジ&ベージュを加えた専用仕立てで、STIらしさを踏まえつつポップなイメージに仕上げた。
STI スポーツパーツの採用によりSTIらしい強靭でしなやかな走りを実現し、ステアリングホイール上に出力特性を切り替えるSI-DRIVEの「S♯(スポーツシャープ)モード」スイッチを設定して、走りの楽しいハイブリッドという魅力をさらに高めている。
モータースポーツ参戦予定車では、「WRX STI NBR CHALLENGE 2016」も展示する。ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦することが予定されており、SP3Tクラスで優勝した昨年に続き連覇を狙う。
「WRX STI全日本ラリー参戦予定車」は、「新井敏弘選手モデル」と「鎌田卓麻選手モデル」の2台を用意。キッズライドでは子供が実際に運転席に座り、ドライビングを体感できる。整理券はブースで配布されるので、早めに手に入れておきたい。「CG ROBOT Racing 2016」も含め、展示は合計8台。コンセプトカーからレーシングマシンまで、バラエティーに富んだ構成となっている。
SUBARU/STIブースがあるのは「東ホール7」。中央ゲートから入ると左側に位置する。エスカレーターを降りてまっすぐに奥のほうへ。ブラックの骨格が組まれた落ち着いた雰囲気のブースが見えてくる。上方に「Proud of BOXER」の文字を掲げ、スバルの独自性と優位性を主張する。
センターにはステージがあり、「STI Performance Concept」と「SUBARU BRZ GT300 2016」の2台が並んでいる。ブースイベントで使われるのもこのステージだ。SUBARU STILE Talkでは辰己総監督とドライバーが登場し、モータースポーツ談義を繰り広げる。SUBARU with STI Tuning Talkでは、新井敏弘選手やSTIのデザイナーがコンセプトモデルの詳細を解説。レースクイーンのショーも行われる。いずれも1日に何回か行われるので、タイムスケジュールを確認しておきたい。SUBARU/STIブースで、クルマの祭典を目一杯楽しもう!