ホンダが新型「NSX」をラインオフ、第1号車を納車
2016.05.25 自動車ニュースホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは2016年5月24日(現地時間)、新型「NSX」北米仕様の量産第1号車をラインオフし、ユーザーに納車したと発表した。
新型NSXは、3.5リッターV6ターボエンジンと3つのモーターからなるハイブリッドシステムを搭載したミドシップのスポーツモデルであり、米国ではアキュラブランドのモデルとして販売される。
第1号車のオーナーとなったのは、2016年1月に行われたBarrett-Jackson(バレット・ジャクソン)のチャリティーオークションでその権利を落札したリック・ヘンドリック氏である。落札金額の120万ドルは、米国の2つのチャリティー団体に寄付されたという。
新型NSXの納車に際し、ヘンドリック氏は「この素晴らしい新型NSXの第1号車を手にすることと、これを通じてチャリティーに貢献できることは、非常に特別な瞬間であると感じています」と述べた。
新型NSXの生産は、同車専用工場として設立されたオハイオ州メアリズビルの「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で行われ、北米仕様車を皮切りに、各地域向けの生産も順次開始される。
(webCG)
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