「ランボルギーニ・チェンテナリオ」にロードスターが登場

2016.08.25 自動車ニュース webCG 編集部
「ランボルギーニ・チェンテナリオ ロードスター」
「ランボルギーニ・チェンテナリオ ロードスター」 拡大

伊ランボルギーニは2016年8月19日、米カリフォルニア州モントレーで開催されたヒストリックカーイベント「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、「チェンテナリオ ロードスター」を発表した。

リアには可動式のウイングが装備されている。
リアには可動式のウイングが装備されている。 拡大
「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」での発表会の様子。傍らに立つのは、ランボルギーニのドメニカリ社長。
「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」での発表会の様子。傍らに立つのは、ランボルギーニのドメニカリ社長。 拡大

■クーペもロードスターもすでに“売り切れ”

「ランボルギーニ・チェンテナリオ」は、ランボルギーニの創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念した限定モデルである。車名の「チェンテナリオ(Centenario)」とはイタリア語で100周年を意味する。クーペに関しては2016年3月のジュネーブショーでお披露目され、同時にクーペとロードスターがそれぞれ20台ずつ生産されることもアナウンスされていた。

モノコックを含めたすべてのボディーパーツはカーボンファイバー製で、乾燥重量は1570kg。クーペと同じく最高出力770hpの自然吸気V12エンジンを搭載しており、パワー・ウェイト・レシオは2.04kgを誇る。動力性能については、0-100km/h加速が2.9秒、最高速が350km/hと公表されており、また100km/hからの制動距離も31mに抑えているという。

空力性能にも配慮がなされており、リアには可動式のウイングを装備。静止時や低速走行時ではボディーに収納されているが、走行状態や選択されている走行モードに応じて、最大で150mmの高さまでせり上がるとともに、15度まで傾斜し、空力効率を最適化するという。またコーナリング性能や走行安定性能を高めるためにリアホイールステアリングシステムを採用している。

価格は、クーペが175万ユーロ(約1億9800万円)、ロードスターが200万ユーロ(約2億2600万円。価格はいずれも税抜)とされているが、クーペ、ロードスターともに、すでに全40台が売約済み。納車は2017年中の予定となっている。

(webCG)
 

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