【パリモーターショー2016】プジョーがSUVの新型「3008」と「5008」を初公開

2016.09.30 自動車ニュース webCG 編集部
新型「プジョー5008」
新型「プジョー5008」 拡大

グループPSAは2016年9月29日、パリモーターショー2016においてプジョーの新型「3008」および「5008」を世界初公開した。

新型「3008」
新型「3008」 拡大
新型「3008」と「5008」には、大幅な改良が図られた新世代の「i-Cockpit」が採用されている。
新型「3008」と「5008」には、大幅な改良が図られた新世代の「i-Cockpit」が採用されている。 拡大
今回のパリショーでは、新型「3008」「5008」のほかにも、2016年のジュネーブショーで発表された「2008」のマイナーチェンジモデルや、2017年シーズンのダカールラリーに投入される「3008 DKR」なども展示されている。
今回のパリショーでは、新型「3008」「5008」のほかにも、2016年のジュネーブショーで発表された「2008」のマイナーチェンジモデルや、2017年シーズンのダカールラリーに投入される「3008 DKR」なども展示されている。 拡大

■大幅に改良された「i-Cockpit」の仕上がりにも注目

新型プジョー3008および5008は、ともにCセグメントクラスに属するSUVである。前者については2016年5月に概要が発表されており、新世代プラットフォーム「EMP2」の採用や、それにともなう従来モデル比100kgの軽量化、5つの走行モードを選べる「グリップコントロール」などが特徴として挙げられている。

パワーユニットは全6種類で、ガソリンエンジンには最高出力130psの1.2リッターターボと、同165psの1.6リッターターボを用意。ディーゼルエンジンは1.6リッターと2リッターで、前者には100psと120ps、後者には150psと180psの仕様が設定されている。

一方の新型5008は、2017年春の発表が予定されている3列7人乗りのモデルだ。2列目シートは左右独立式で、個別にシートアレンジや格納が可能。3列目シートを格納すると、780リッターの荷室容量が得られる。

ともにインストゥルメントパネルまわりの設計には、ステアリングホイールの上からメーターを確認する「i-Cockpit」が採用されている。i-Cockpitは今日のプジョー車に共通するインテリアの特徴となっているが、新型3008と5008のものについては、快適性を高めるために大幅な改良が加えられている。

具体的には、ステアリングホイールはより小径化するとともに、上下2カ所を平らとした特殊な形状を採用。ドライバーの足元スペースと視界を拡大している。また運転席の正面にはメーターやカーナビゲーションなどの表示機能を備えた12.3インチのデジタルスクリーンを搭載。インフォテインメントシステムはインストゥルメントパネルの大型8インチタッチスクリーンと、クローム装飾のトグルスイッチで操作可能としている。

(webCG)
 

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