新型「スズキ・ワゴンR」 3種類のデザインで登場
2017.02.01 自動車ニュース![]() |
スズキは2017年2月1日、軽乗用車の新型「ワゴンR/ワゴンRスティングレー」を発売した。
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マイルドハイブリッド車の燃費は33.4km/リッター
スズキ・ワゴンRは、軽乗用車では初となるハイトワゴンタイプのモデルとして、1993年に登場。これまでの累計生産台数は440万台。保有台数は280万台にのぼる。
6代目となる今回の新型では、従来モデルからデザインを一新。三角形の太いBピラーにより、前席の「パーソナルスペース」と後席の「実用スペース」とを視覚的に分離した、まったく新しいサイドビューを採用した。
またユーザーの嗜好(しこう)や生活スタイルの多様化を反映し、イメージの異なる全3種類のデザインを用意。ワゴンRの「FA」「ハイブリッドFX」には、四角をモチーフとした端正なフロントマスクを、同「ハイブリッドFZ」には横基調のラインでグリルとヘッドランプを上下分割したスポーティーなフロントマスクを、ワゴンRスティングレーには、メッキ加飾とブラックパール塗装のフロントグリルや縦型のLEDヘッドランプなどで存在感と迫力を強調したフロントマスクを採用した。
燃費性能の向上も大きなトピックとなっており、特に上級グレードには、クリープ走行時などに最長10秒の電動走行が可能なマイルドハイブリッド機構を搭載。スズキの新世代プラットフォーム「ハーテクト」の採用や、それに伴う従来モデル比約20㎏の軽量化とも相まって、最高で33.4km/リッター(JC08モード)という燃費性能を実現した。
また、新プラットフォームの採用は空間効率の改善にも貢献しており、スズキが「軽ワゴンNo.1」とうたう2450mmの室内長と1265mmの室内高を実現。従来モデルより大きくなったラゲッジアンダーボックスや、リアドアに新設されたアンブレラホルダーなど、収納スペースも充実している。
このほかにも、軽自動車として初めてヘッドアップディスプレイを設定するなど、装備の設定も大幅に強化。新型「スイフト」から導入が進められている、赤外線センサーと単眼カメラを用いた運転支援システム「デュアルセンサーブレーキサポート」や、状況に応じて自動でロービームとハイビームを切り替えるハイビームアシスト機能などを採用している。
価格は以下の通り。
【ワゴンR】
- FA:107万8920円(FF)/120万2040円(4WD)
- ハイブリッドFX:117万7200円(FF)/129万8160円(4WD)
- ハイブリッドFZ:135万円(FF)/147万0960円(4WD)
【ワゴンRスティングレー】
- L:129万3840円(FF)/141万4800円(4WD)
- ハイブリッドX:148万8240円(FF)/160万9200円(4WD)
- ハイブリッドT:165万8880円(FF)/177万9840円(4WD)
(webCG)
→「スズキ・ワゴンR/ワゴンRスティングレー」の詳しい画像はこちら
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