【トミカNo.17】BMW i8(初回特別仕様)
2017.08.23 トミカ大写真展プラグインハイブリッドのスポーツカーとして、2013年にデビューした「BMW i8」。空力性能を突き詰めたデザインと、前輪をモーターで、後輪をエンジンで駆動する独自のパワープラントにより、「ポルシェ911」に比肩する動力性能と高い環境性能を両立している。
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1/13電動パワートレイン搭載車に特化したサブブランドとして、2011年に発足した「BMW i」。「i8」は同ブランド初のプロダクトとして、コンパクトカーの「i3」とともに2013年にデビューした。(写真=郡大二郎)
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2/13「BMW i8」は、前輪をモーターで、後輪をエンジンで駆動する、BMW独自のハイブリッド4WD機構を搭載するプラグインハイブリッド車である。(写真=郡大二郎)
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3/13モーターの最高出力は131ps、最大トルクは250Nm、エンジンの最高出力は231ps、最大トルクは320Nmとなっており、システム全体では362psの最高出力と570Nmの最大トルクを発生する。(写真=郡大二郎)
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4/13ボディー構造は、「i3」と同じくアルミ製のシャシーの上に炭素繊維強化プラスチックのキャビンを組み合わせたもの。重量のかさむプラグインハイブリッド車でありながら、車両重量は1500kgに抑えられている。(写真=郡大二郎)
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5/13エンジンや6段ATが搭載されるリアセクションには、小さいながらトランクルームも設けられている。(写真=郡大二郎)
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BMW i8 の中古車
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6/13乗車定員は4人。ドアには上方に開く「シザー・ドア」が採用されている。(写真=郡大二郎)
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7/13「i8」の内外装デザインには、いくつかの“層”を重ねたような「レイヤリング」と呼ばれる手法が用いられている。(写真=郡大二郎)
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8/13空力性能を追求した複雑な細部の形状も「i8」の特徴。ルーフラインのリアエンドとテールランプの間には、ボディーサイドの空気を流すための“すき間”が設けられており、これがスポイラーとして機能しているという。(写真=郡大二郎)
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9/13駆動用バッテリーの総電力量は7.1kWh。満充電の状態から、およそ35kmの距離を電気だけで走ることができる。(写真=郡大二郎)
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10/13高い環境性能に加え、高性能スポーツカーならではの動力性能も「i8」の見どころである。0-100km/h加速は、「ポルシェ911」に比肩する4.4秒。最高速については、リミッターによって250km/hに抑えられている。(写真=荒川正幸)
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11/132009年の「BMWビジョン・エフィシェントダイナミクス」、2012年の「i8コンセプト」という2台のコンセプトカーを経て、2013年9月のフランクフルトショーで世界初公開された「i8」。日本では同年11月に披露され、2014年の夏に発売となった。(写真=荒川正幸)
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12/13「i8」の外装色はグレーやブルー、シルバー、ホワイトなど6色のみ。今回撮影したモデルは、外装色に特別色「プロトニックレッド」が採用された限定モデル「i8 Celebration Edition“Protonic Red”(セレブレーションエディション プロトニックレッド)」を再現したものと思われる。(写真=荒川正幸)
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13/13「BMW i」の設立に際し、BMWはプロダクトそのものの環境性能はもちろん、そこに使用される素材や工場での製造工程なども通して、環境負荷の低減と持続可能性を追求したという。組み立てが行われるライプチヒ工場の電力も、すべて風力発電でまかなわれている。(写真=荒川正幸)