【トミカNo.86】トヨタ86
2017.08.31 トミカ大写真展トヨタとスバルの協業によって2012年に登場したFRスポーツカー「トヨタ86」。水平対向エンジンがかなえる重心の低さと、手ごろなボディーサイズ、そしてFRの駆動方式により、クルマを操る楽しさを気軽に楽しめる今や希少な一台として評価されている。
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1/12トヨタとスバルの協業によって誕生したFRスポーツカーの「トヨタ86/スバルBRZ」。トヨタが企画とデザインを、スバルが開発と製造を担当した。(写真=郡大二郎)
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2/12開発は、後輪駆動ならではの操る喜びを手ごろな価格で提供することを主眼に進められた。現在では同車によるワンメイクレースも開催され、盛り上がりを見せている。(写真=郡大二郎)
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3/12横いっぱいに広がったロワグリルの意匠に注目。今回のモデルは、2016年8月に発売されたマイナーチェンジ後のモデルを再現したものだ。(写真=郡大二郎)
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4/12運動性能に関する点では、水平対向エンジンの採用による低重心パッケージが最大の特徴。乗員の着座位置も低く、チーフエンジニアは「運転席に座ったまま、アスファルトでタバコの火を消せる」と豪語していた。(写真=郡大二郎)
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5/12低重心なだけでなく、車両重量もMT仕様なら1.2t台の前半と軽量。前後重量配分は2人乗車時で53:47とされていた。(写真=郡大二郎)
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6/12手ごろな価格のスポーツカーとして開発された「トヨタ86」だが、上級グレードの車内には、合成皮革の刺しゅう入りソフトパッドや、本革とアルカンターラのコンビシートなども用意されている。(写真=郡大二郎)
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7/12トランクフードに備わるリアスポイラーは、上級グレード「GT“リミテッド”」「GT“リミテッド・ハイパフォーマンスパッケージ”」の証し。空力にも配慮した両グレードでは、ボディー下部にもフロアアンダーカバーが装着される。(写真=郡大二郎)
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8/12狭いとはいえ後席があることによる実用性の高さも「トヨタ86」の特徴。スルーローディング機構を使えば、「現地で履き替えるスポーツ走行用のタイヤを4本積んで、サーキットまでこれ1台で出かけることができる」という。(写真=郡大二郎)
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9/122009年の「FT-86」、2011年の「FT-86 II」という2台のコンセプトモデルを経て登場した「トヨタ86」。2011年11月のプロトタイプのお披露目を経て、2012年2月に発表、同年4月に発売された。(写真=荒川正幸)
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10/12エンジンは、FA20型と呼ばれるスバルの2リッター水平対向4気筒DOHC。86×86mmというスクエアなボア×ストロークが特徴で、燃料噴射には状況に応じて筒内直接噴射とポート噴射を使い分ける「D-4S」が採用された。マイナーチェンジ後のモデルでは、MT仕様で207ps、AT仕様で200psの最高出力を発生する。(写真=荒川正幸)
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11/122016年8月に施されたマイナーチェンジでは、内外装デザインの変更や、エンジン、ボディー、足まわりの改良に加え、「車体の帯電を抑えることで空気抵抗を抑制する」という、アルミテープの採用も注目を集めた。(写真=荒川正幸)
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12/122012年の発売以降も、コンスタントに改良が続けられている「トヨタ86」。2016年のマイナーチェンジには、ニュルブルクリンク24時間レースで得た技術が取り入れられており、チーフエンジニアの多田哲哉氏いわく「ハンドルを握れば、その深化を誰もが実感できるクルマに仕上がっている」という。(写真=荒川正幸)