フェラーリが新型車「ポルトフィーノ」を発表

2017.08.23 自動車ニュース webCG 編集部
「フェラーリ・ポルトフィーノ」
「フェラーリ・ポルトフィーノ」拡大

伊フェラーリは2017年8月23日、新型オープンスポーツカー「フェラーリ・ポルトフィーノ」の概要を発表した。

 
フェラーリが新型車「ポルトフィーノ」を発表の画像拡大
 
フェラーリが新型車「ポルトフィーノ」を発表の画像拡大
 
フェラーリが新型車「ポルトフィーノ」を発表の画像拡大
 
フェラーリが新型車「ポルトフィーノ」を発表の画像拡大
 
フェラーリが新型車「ポルトフィーノ」を発表の画像拡大

ポルトフィーノは、「カリフォルニアT」の後継となる4シーターオープンモデル。2017年9月のフランクフルトモーターショーでの正式デビューが予定されている。

リトラクタブルハードトップを持つボディーはフェラーリ・デザインセンターが手がけたもので、サイズは全長×全幅×全高=4586×1938×1318mm。前後の重量配分は46:54となっている。最新鋭の製造技術を導入してボディーシェルの全コンポーネントを再設計した結果、軽量化とねじり剛性の強化を実現したという。

フロントには、ターボ付きの3.9リッターV8エンジンが搭載される。最高出力はカリフォルニアT比で40ps増しとなる600ps。最大トルクは760Nmで、0-100km/hの加速タイムは3.5秒、最高速度は320km/hと公表される。

ポルトフィーノは、選択したギアによって伝達トルクを調整する「バリアブル・ブースト・マネジメント」を搭載。すべてのギアにおいて、カリフォルニアTを上回る加速性能と優れた燃費性能を獲得した。また、第3世代の電子リアディファレンシャル(E-Diff3)の働きにより、限界域でのコントロール性を改善。E-Diff3と電動パワーステアリングを統合制御することでステアリングレシオを7%下げ、高速走行時の安定性を保ちつつ、ステアリングレスポンスを向上させたという。

居住性については、広々としたトランクルームや、先代よりも拡大された後席の足元スペース、10.2インチタッチスクリーンのインフォテインメントシステム、パッセンジャー用のディスプレーなどがセリングポイントとなっている。

(webCG)

関連キーワード:
ポルトフィーノ, フェラーリ, 自動車ニュース