「メルセデス・ベンツEクラス」にPHVが登場
2017.08.25 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2017年8月24日、「Eクラス」のセダンおよびステーションワゴンの装備内容を変更。同時に新グレードの「E350eアバンギャルド スポーツ」を追加し、販売を開始した。
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ヘッドアップディスプレイの設定を拡大
今回の変更では、24時間緊急通報サービスやコンシェルジュサービスなどからなるテレマティクスサービス「Mercedes me connect(メルセデス ミー コネクト)」を全モデルに標準装備としたほか、以下の通り装備の設定を見直している。
【セダン、ステーションワゴン共通】
「E400 4MATICエクスクルーシブ」に、放射状に広がるような新デザインが特徴の18インチマルチスポークアルミホイールを新たに設定。内装ではインテリアトリムとセンターコンソールを木目調のデザインに変更した。またヘッドアップディスプレイを標準装備とするとともに、オプションの「エクスクルーシブパッケージ」にシートベンチレーターを追加している。
「メルセデスAMG E43 4MATIC」に、前席のシートベンチレーターやアクティブマルチコントロールシートバックからなる「エクスクルーシブパッケージ」をオプション設定した。
【セダンのみ】
「E200アバンギャルド スポーツ」「E220dアバンギャルド スポーツ」にオプション設定される「レザーパッケージ」にヘッドアップディスプレイを追加。「E250アバンギャルド スポーツ」ではヘッドアップディスプレイを標準装備としたほか、センタートリムをインテリアトリムと同じ木目調のデザインに変更している。
【ステーションワゴンのみ】
「E250ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ」および「E250ステーションワゴン アバンギャルド スポーツ(本革仕様)」のセンタートリムを、インテリアトリムと同じ木目調のデザインに変更している。
価格は、セダンが682万円から1785万円、ステーションワゴンが719万円から1176万円。AMGモデルについては、9月以降の納車を予定している。
新グレードは「Eクラス」初のPHV
E350eアバンギャルド スポーツは、最高出力211ps、最大トルク350Nmを発生する2リッター直4ターボエンジンと、最高出力88ps、最大トルク450Nmの電動モーターを搭載したプラグインハイブリッド車である。システム全体では286psの最高出力と550Nmの最大トルクを発生。130km/h以下の車速では電気のみを用いたEV走行も可能となっている。
また、パワープラントの制御モードにはバッテリーの残量に合わせてエンジンと電動モーターを併用する「HYBRID」、電気のみで走行する「E-MODE」、選択時点でのバッテリー残量を維持する「E-SAVE」、バッテリーを充電しながら走る「CHARGE」の4種類を用意。CHARGEモードを選択すると、約1時間でバッテリーを満充電にすることが可能で、またエンジンによる発電だけでなく、制動時のエネルギーを用いて発電するブレーキエネルギー回生機構も搭載されている。
バッテリーの充電に要する時間はAC200V電源使用で約4時間以内。満充電の状態から、20.1kmの距離を電気だけで走れるという。
このほかにも、Mercedes me connectと連動した専用機能も採用されており、スマートフォンでバッテリーの残量や走行可能距離を確認したり、車外からエアコンを操作したり、充電の開始および充電の開始時間をセットしたりすることができるという。
価格は798万円で、セダンのみに設定される。
(webCG)
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