アウディ、「Q5」をフルモデルチェンジして発売

2017.09.20 自動車ニュース
新型「アウディQ5」
新型「アウディQ5」拡大

アウディジャパンは2017年9月20日、ミドルサイズSUVの「Q5」をフルモデルチェンジした。同年10月2日に販売を開始する。

先代に比べ、全長は20mm、ホイールベースは15mm延長。車重は約60kg軽く仕上がっている。
先代に比べ、全長は20mm、ホイールベースは15mm延長。車重は約60kg軽く仕上がっている。拡大
ドライバーを取り囲むようなデザインが採用された、新型「Q5」のコックピット周辺部。
ドライバーを取り囲むようなデザインが採用された、新型「Q5」のコックピット周辺部。拡大
発表会では、アウディ ジャパンの斎藤 徹代表取締役社長があいさつに立ち、過去8年間における「Q5」の商業的成功と、新型のハイライトを紹介した。
発表会では、アウディ ジャパンの斎藤 徹代表取締役社長があいさつに立ち、過去8年間における「Q5」の商業的成功と、新型のハイライトを紹介した。拡大
「Q5」シリーズのトップモデル「SQ5」も同時に2代目へと移行。2017年10月2日に発売される。
「Q5」シリーズのトップモデル「SQ5」も同時に2代目へと移行。2017年10月2日に発売される。拡大
「SQ5」の3リッターV6ターボエンジン。最高出力354ps、最大トルク500Nmを発生する。
「SQ5」の3リッターV6ターボエンジン。最高出力354ps、最大トルク500Nmを発生する。拡大
「SQ5」のインテリアは、カーボン仕上げのデコラティブパネルやエンブレムなどでドレスアップされている。
「SQ5」のインテリアは、カーボン仕上げのデコラティブパネルやエンブレムなどでドレスアップされている。拡大
「SQ5」に装着される、20インチのツインスポークホイール。
「SQ5」に装着される、20インチのツインスポークホイール。拡大
安全装備の充実も、「SQ5」のセリングポイントのひとつ。通常はオプション扱いとなる「アウディサイドアシスト」や「アウディプレセンスリア」などが標準で備わる。
安全装備の充実も、「SQ5」のセリングポイントのひとつ。通常はオプション扱いとなる「アウディサイドアシスト」や「アウディプレセンスリア」などが標準で備わる。拡大
発表会場には、モデルのすみれさんも姿を見せ、2代目「Q5」披露の場に華を添えた。
発表会場には、モデルのすみれさんも姿を見せ、2代目「Q5」披露の場に華を添えた。拡大
新型「Q5」には、スキー&ラゲッジボックスや、車両と接続して使えるキャンピングテント(写真)など、純正アクセサリーが豊富に用意される。
新型「Q5」には、スキー&ラゲッジボックスや、車両と接続して使えるキャンピングテント(写真)など、純正アクセサリーが豊富に用意される。拡大

フルモデルチェンジで第2世代へ

2008年にデビューし、8年間で約160万台のセールスを記録したというアウディの人気ミドルサイズSUVのQ5。日本には2009年に投入され、“Qシリーズ”の主力モデルとして重要な役割を果たしてきた。このQ5がフルモデルチェンジし、第2世代へと生まれ変わった。

先代と同様、新型Q5もまた、アウディのミドルサイズカーの「A4」「A5」の基本設計を受け継ぐSUVで、最新の縦置きエンジンプラットフォーム「MLB evo」を採用する。

エクステリアは旧型のイメージを残しながらも、Qシリーズらしさを強めている。例えば、アウディのシンボルであるシングルフレームグリルは斜め上の部分をヘッドライトに結び付けるデザインとして力強さを強調。テールゲートがサイドまで回り込むデザインもQシリーズの特徴だ。一方、シャープなデザインのヘッドライトやフロントフェンダーに回り込むクラムシェル型のボンネットなどにはA4/A5との共通性がうかがえる。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4680×1900×1665mmと、旧型よりも全長が20mm、全高が5mm拡大しているものの、高張力鋼板やアルミニウムを組み合わせた複合構造を採用することにより約60kgの軽量化を図っている。

インテリアは、A4/A5同様、水平基調のダッシュボード、そして運転席と助手席を取り囲むようなデザインにより、幅広く開放的な雰囲気を生み出している。地図表示も可能なフルデジタルメーターの「アウディバーチャルコックピット」はオプションで選択可能だ。3分割式のリアシートは前後スライドとリクライニングに対応する。ラゲッジスペースの容量は旧型よりも10リッター増え、リアシートを使用した状態で550リッターを確保。リアシートを完全に折りたためば1550リッターまで拡大することも可能だ。また、オートマチックテールゲートは標準装備となる。

パワートレインは、最高出力252ps(185kW)/最大トルク370Nm(37.8kgm)の2リッター直列4気筒直噴ターボエンジン(2.0 TFSI)に、デュアルクラッチトランミッションの7段Sトロニックが組み合わされる。駆動方式は4WDだが、このQ5には通常のA4/A5とは異なり、アウディが“ultraテクノロジー”と呼ぶ新タイプの「クワトロ」を採用。電子制御油圧多板クラッチにより前後のトルク配分を最適に調整するとともに、システムが4WD走行を不要と判断するとプロペラシャフトおよびリアのドライブシャフトを切り離して前輪駆動とすることで、燃費向上を図る。

サスペンションは、前後ともに5リンクタイプを採用。Q5として初めてエアサスペンションを設定したのも、新型の見どころのひとつだ。

Q5のスポーツモデルである「SQ5」には、「S4」「S5」に搭載される3リッターV6直噴ターボエンジン(3.0 TFSI)を採用。最高出力354ps(260kW)/最大トルク500Nm(51.0kgm)を8段オートマチックと機械式センターデフ(セルフロッキングセンターデフ)を持つクワトロにより路面に伝える。サスペンションは、可変ダンピング式のスポーツサスペンションが装着される。

装備では、A4/A5同様、「Audi connect/Audi connect Navigator」と呼ばれるテレマティクス機能を備えるMMIナビゲーションを採用。「Audi SOSコール」や「Audiオンラインロードサイドアシスタンス」などの機能を備える「セーフティー&サービス」にも対応する。自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールといった運転支援システムも充実している。なお、渋滞追従機能の「トラフィックジャムアシスト」は2017年12月から導入される。フロントカメラにより対向車や先行車を捉えて瞬時に配光を変える自動ハイビームの「マトリクスLEDヘッドライト」はSQ5に標準、Q5にオプション設定される。

新型Q5シリーズのラインナップと価格は次のとおり。

  • Q5 2.0 TFSIクワトロ:657万円
  • SQ5:887万円

さらに、新型Q5のデビューを記念し、Q5 2.0 TFSIクワトロをベースに、「S line」と呼ばれるスポーティーな内外装やパーシャルレザーシート、LEDヘッドライト、エアサスペンション、バーチャルコックピット、各種運転支援システムを標準装着した「Q5ファーストエディション」が250台限定で10月2日に発売される。価格は、ソリッドカラー仕様が704万円、メタリックカラー仕様が713万円。

(生方 聡)

関連キーワード:
Q5, SQ5, アウディ, 自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • アウディQ5ファーストエディション(4WD/7AT)/SQ5(4WD/8AT)【試乗記】 2017.10.17 試乗記 アウディのミドルサイズSUV「Q5」がフルモデルチェンジ。新世代プラットフォーム「MLB evo」を採用した新型が、いよいよ日本にも導入された。走りも内外装も大幅にブラッシュアップされた、2代目の出来栄えを報告する。
  • アウディSQ5(4WD/8AT)【試乗記】 2017.12.11 試乗記 「アウディQ5」の高性能バージョンである「SQ5」が登場。最高出力354ps、0-100km/h加速5.4秒をマークする、最新スポーツSUVの実力とは? スポーツサスペンションを装着したエキサイティングな一台に試乗した。
  • ブラックパーツをまとう 「アウディQ5」の限定車発売 2018.8.20 自動車ニュース アウディ ジャパンは2018年8月20日、ミッドサイズSUV「Q5」に特別仕様車「black edition(ブラックエディション)」を設定し、同年9月4日に250台の台数限定で発売すると発表した。
  • アウディQ5 2016.9.30 画像・写真 独アウディは2016年9月29日、パリモーターショー2016において第2世代となるミドルサイズSUV、新型「アウディQ5」を発表した。同モデルはメキシコの新工場で製造され、2017年初頭に発売となる予定。
  • アルファ・ロメオ・ステルヴィオ ファーストエディション(4WD/8AT)【試乗記】 2018.10.17 試乗記 名門復権に向けた第2の矢として、市場に投入された新型SUV「アルファ・ロメオ・ステルヴィオ」。新生アルファならではのスポーティーなニューモデルは、果たして期待に応える出来栄えだったのか? “自慢の走り”を確かめた。
ホームへ戻る