アウディSQ5
2018.04.05 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回の主役は「アウディSQ5」。354psの3リッターV6 TFSIエンジンを搭載するハイパフォーマンスSUVの走りを堪能する!サイズ感がちょうどいい
アウディSQ5はミディアムサイズSUVのハイパフォーマンスバージョン。メルセデスでいうと「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」がエンジン性能やボディーサイズの点でドンピシャのライバルとなる。いっぽうのBMWでは、ボディーサイズ的には「X3」とごく近いものの、フルモデルチェンジ直後のX3は2リッター直4のガソリンとディーゼルのみで、パフォーマンス的には「SQ5」や「GLC43」にやや水をあけられる格好となる。
SQ5の試乗を終えたばかりの谷口信輝にその印象をたずねてみた。
「まず、サイズ感がちょうどいいですね。さっきも、いったん走らせた後でクルマから降りたんですが、そのときの地上高がちょうどよくて、僕くらいの身長だとサイドステップを使わずにすっと地面に足をつけることができる。わー、乗り降りが超しやすいなあって感じました」
ちなみに、谷口が現在、普段の足に使っているのはSQ5よりひとまわり大きい「GLE」。ただし、これだとさすがの谷口にも少しシートが高すぎて、SQ5のように足をつけられないそうだ。
「GLEにはサイドステップがあるじゃないですか。僕はあそこに1回足をついてから地面に降ります。だから、それに比べるとSQ5は本当に楽。乗り込むときのシート高もちょうどよくて、とってもラクチンでした」
谷口が気に入ったのは乗降性だけでなく、室内の広さや街中での取り回し性の面でもSQ5のサイズがちょうどいいと感じたようだ。
「前のシートと後ろのシートの間隔とかもいいし、街中で使うにも大きすぎず、小さすぎずで便利そう。僕が普段乗っているGLEよりも都市部での取り回しはよさそうですね」
同じインテリア関連でいえば、アウディ自慢のデジタルメーターパネル“バーチャルコックピット”も気に入ったようだ。
「インパネまわりは、メーター類が全部デジタル表示でしょ? それにスイッチで切り替えればスピードメーターとタコメーターを小さくして、中央のナビ部分を拡大することもできるんですね。これはすっごくいいと思いますよ。僕なんか、スピードメーターとタコメーターは普段、最小限でいいと思っているくらいですから」
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