ジャガー、往年の名車「Eタイプ」を電動化して販売

2018.08.30 自動車ニュース
「ジャガーEタイプ ゼロ」
「ジャガーEタイプ ゼロ」拡大

英ジャガーのクラシックカー部門であるジャガー・クラシックは2018年8月24日(現地時間)、電気自動車の「E-TYPE ZERO(Eタイプ ゼロ)」を市販化すると発表した。

 
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インテリアには、オプションで最新のタッチスクリーン式インフォテインメントシステムも用意される。
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後で“オリジナル”のパワートレインに戻すことも可能

Eタイプ ゼロは、1960年代から70年代にかけて活躍した往年のスポーツカー「ジャガーEタイプ」をベースに電動のパワートレインを搭載したものである。2017年9月に最初のコンセプトモデルが発表され、その反響の大きさから市販化が決定。2018年8月24日には、米カリフォルニア州で開催されている「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、最新のコンセプトモデルがアメリカで初公開された。

変速機構のないリダクションギアを備えたパワートレインは、SUVタイプの電気自動車「ジャガーIペース」のコンポーネンツを利用しつつEタイプ向けに設計し直したもので、例えばリチウムイオンバッテリーパックについては、6気筒ガソリンエンジン「XK」と同じサイズおよび重量とすることで、Eタイプのエンジンルームに、エンジンと同じように配置することができるという。その後方には、ギアボックスに代えて電動モーターを搭載。そこから伸びたプロペラシャフトが、キャリーオーバーされたディファレンシャルとファイナルドライブに駆動力を伝える仕組みとなっている。

また、ガソリンエンジンやトランスミッションと同じ重量、寸法の電動パワートレインを採用したことから、サスペンションやブレーキなどについては変更が必要とならず、さらにオリジナルと同じ前後重量配分も実現。このことからジャガーは、「Eタイプ ゼロはオリジナルのEタイプと同様のドライビング・エクスペリエンスを提供できる」としている。

製造を担うのは英コベントリーにあるクラシック・ワークスで、オリジナルのEタイプをベースに、かつて10台限定で販売した「Eタイプ リボーン」と同じようにレストアを施し、電動パワートレインに換装。オーナー所有のEタイプを電動化するサービスも提供しており、電動化の後でも電動パワートレインをオリジナルのエンジンおよびトランスミッションと載せ換えて、元の状態に戻すことも可能となっている。

Eタイプ ゼロの詳細なスペックや価格については後日発表の予定。デリバリー開始は2020年の夏とされている。

(webCG)

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