スバルが「レガシィ アウトバック/B4」を改良し発売
2018.09.10 自動車ニュース![]() |
スバルは2018年9月10日、「レガシィ アウトバック/B4」の改良モデルを発表した。同年10月4日に販売を開始する。今回、全グレードでアイサイトのプリクラッシュブレーキ制御を改良したほか、スバル60周年記念モデルとして「レガシィ アウトバックX-BREAK」を追加設定している。
アイサイトの改良では、認識対象が歩行者や自転車であった場合(車両と同一方向に進行中)、減速制御の作動タイミングを早めることで衝突回避の可能性を向上させた。さらに、低速走行中、前方に障害物がある状態で誤ってアクセルを踏み込んだとアイサイトが判断した場合には、プリクラッシュブレーキが作動。衝突回避をアシストする機能を加えた。
その他、ボディーカラーの新色としてマグネタイトグレー・メタリックとストームグレー・メタリック(レガシィ アウトバックのみ)を設定。また、停車した際にブレーキから足を離しても車両の停止状態を維持するオートビークルホールド(AVH)、セキュリティーフードアラームも追加している。
価格は以下の通り。
- レガシィ アウトバック:329万4000円
- レガシィ アウトバック リミテッド:356万4000円
- レガシィB4:302万4000円
- レガシィB4リミテッド:324万4000円
アウトドアテイストの装備を採用した特別仕様車
今回スバル60周年特別記念車として追加された「レガシィ アウトバックX-BREAK」は、「フォレスター」に次ぐ設定となる、アウトドアスポーツギアのファッション性と機能性を融合させたグレードである。
エクステリアでは、ブラックとイエローグリーンを組み合わせたフロントグリルとドアサイドクラッディングのほか、ダークメタリックカラーの18インチアルミホイールやブラックのドアミラーカバーを採用。可動式クロスバーを内蔵した大型ブラックルーフレールも標準で装備する。
インテリアもエクステリアに合わせブラックの加飾パネルやイエローグリーンステッチでカラーコーディネートしたほか、アウトドアユースで便利なはっ水ファブリックと合成皮革を組み合わせた専用シートを採用している。
X-BREAKの特別装備は下記の通り。
- フロントグリル(ピアノブラック調/ラスターブラック塗装+イエローグリーン加飾)
- ブラックカラードドアミラー
- フロント/リアドア・サイドクラッディング(フロントは「OUTBACK」ロゴ入り/イエローグリーン)
- 「OUTBACK」リアオーナメント(ラスターブラック)
- 「シンメトリカルAWD」リアオーナメント(ラスターブラック)
- 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装、225/60R18)
- ルーフレール(クロスバービルトインタイプ)
- はっ水ファブリック/合成皮革シート(グレー/グレー/ブラック+イエローグリーンステッチ)
- フロントセンターアームレスト(イエローグリーンステッチ)
- メタルメッシュ+ブラック塗装加飾パネル(インパネ、ドアトリム)
- レザー調素材巻ドアトリム/ドアアームレスト(イエローグリーンステッチ)
- インパネアッパートリム(イエローグリーンステッチ)
- 高触感本革巻きステアリングホイール(イエローグリーンステッチ+ブラック加飾、ステアリングヒーター付き)
- シフトブーツ(イエローグリーンステッチ+ピアノブラック調加飾パネル)
- 大型マルチインフォメーションディスプレイ付きメーター(X-BREAK用ホワイトリング照明付き)
- フロント/リアドア・プルハンドル照明(X-BREAK用ホワイト)
- センタートレイ(X-BREAK用ホワイト照明付き)
- カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付き)
X-BREAKの価格は340万2000円。
(webCG)
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