【パリモーターショー2018】ダイムラーが新型「メルセデス・ベンツBクラス」を発表

2018.10.03 自動車ニュース webCG 編集部
新型「メルセデス・ベンツBクラス」
新型「メルセデス・ベンツBクラス」拡大

独ダイムラーは2018年10月2日(現地時間)、パリモーターショー(開催期間:10月2日~14日)において新型「メルセデス・ベンツBクラス」を世界初公開した。

風洞実験の様子。
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「CLS」や「Aクラス」に通じる新しいデザインに

メルセデス・ベンツBクラスは車内空間の広さや利便性を重視したトールワゴンタイプのコンパクトカーである。

3代目となる今回の新型は、エクステリアに「CLS」や「Aクラス」などから導入が進められている新世代のデザインコンセプトを採用。2729 mmという長いホイールベースと切り詰められた前後のオーバーハングや、やや低められたルーフラインも特徴となっており、空気抵抗の指標となるCd値は従来の0.25から0.24に低められている。

一方インテリアには、近年のメルセデス・ベンツ車に共通する巨大なツインモニターを採用。Aクラスから導入が進められている、高度な音声認証システムを核としたインフォテインメントシステム「MBUXマルチメディアシステム」や、「Sクラス」ゆずりの最新のドライビングアシスト機能も用意されている。

パワープラントは全5種類で、ディーゼル車には新たに欧州最新の排出ガス規制である「ユーロ6d」に対応した2リッター直4ディーゼルターボエンジン「OM 654q」を採用。このエンジンには190ps/400Nm仕様と150ps/320Nm仕様の2種類が用意されており、トランスミッションにはこちらも新開発となる8段デュアルクラッチ式AT「8G-DCT」が組み合わされる。

このほかにも、新型Bクラスには116ps/260Nmを発生する1.5リッターディーゼルターボや、163ps/250Nmと136ps/200Nmという、2つの仕様の1.33リッターガソリンターボエンジンも用意され、こちらにはいずれも7段デュアルクラッチ式ATが組み合わされる。

現地での発売は2018年12月3日で、2019年2月にデリバリーが開始される予定だ。なお、日本導入の時期は未定となっている。

(webCG)

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