ガヤルドに“イタリアらしい”内外装の特別仕様車
2011.07.04 自動車ニュースランボルギーニ、「ガヤルドLP-550-2トリコローレ」を発売
ランボルギーニ・ジャパンは2011年6月30日、「ランボルギーニ・ガヤルド」のスペシャルエディション「LP550-2トリコローレ」を発表、同日販売を開始した。
「ランボルギーニ・ガヤルド LP550-2トリコローレ」は、イタリア統一150周年を記念する特別仕様車だ。現行ガヤルドシリーズでは唯一の後輪駆動車である「LP550-2」(eギア仕様)をベースに、独自のドレスアップや特別な装備が与えられることで、"イタリアらしさ"が演出されている。
「ビアンコ・モノセルス」(ホワイト)または「ネロ・ノクティス」(ブラック)の2色が設定されるボディには、イタリア国旗をイメージさせるグリーン&ホワイト&レッドのストライプがボンネットからルーフ、リアウイングにかけてあしらわれる。なおこのストライプは、1台1台手作業で描かれる。
また、カーボンファイバー製のサイドミラーケースとサイドシルのほか、シャイニーブラック塗装の「カリスト」デザインホイールが採用されるのも「トリコローレ」ならではのポイントだ。
内装は、ほぼ全面がレザーまたはアルカンターラ仕上げとなり、シートには厳選された素材を用いた「ネロ・ペルセウス」ブラックレザーシートを採用。運転席には外装と同様に3色のストライプが入れられるほか、サイドサポート部には刺繍によるレタリングが施される。また、eギアのコンソール部とステアリングホイールの一部にカーボンファイバーパーツが使われており、スポーティな雰囲気が高められている。
同モデルには、通常はオプション扱いの透明エンジンカバー、リアビューカメラ、ホワイトサイドインジケーター、電動ヒーテッドシートなどが標準装備される。またオプションでカーボンセラミックブレーキの装着も可能となっている。
機関面はベース車からの変更はない。
価格は、LP550-2より43万2390円安い、2364万9360円。なお同モデルは、2011年の期間限定車となる。
(webCG 曽宮)